4/20(水)、
柴 小聖さん主演舞台『晒場慕情』(さらしばぼじょう)の初日を観に
シアターグリーン池袋へ行って来た。






マンガやアニメの舞台化での出演が多いのなの久し振りのストレート芝居。
しかも時代劇で主役。


『熱いぞ!猫ヶ谷!!』は回避したので、
『カードファイト!!バンガード』以来、
3ヶ月ぶりののなになる。


当日券で入場。


公式パンフレットやブロマイド、
グッズの類いはなく、
販売していたのは、
過去公演のDVDのみ。


小さな劇場でステージと客席が近い。
傾斜のある客席は、
パイプ椅子に座布団。
当日券の自分は、
下手通路に出された座布団無しの
パイプ椅子だったが、
左右に空間があって、
前売り席よりむしろ楽チンだった。


開演前の影アナは、のな。


26日まで、
まだ公演中なので内容は控えるが、
久し振りに
「良いお芝居を観させて貰ったなぁ」
と思った。


のなは吉原の花魁、吾妻役。


口汚く罵り合う口喧嘩のシーン。
あんなに気性の激しい柴 小聖を
かつて見たことがあっただろうか?


物語は個性豊かで
一癖も二癖もある登場人物たちによって、
ちょっと卑猥に、
爆笑コントのように進んで行く。


時代劇と言っても、
現代テイストたっぷりだ。


「花魁の女は、幸せになれない。」


最後に見せる
のな演じる花魁吾妻の号泣シーン。


ぼろぼろと大粒の涙で、
鼻まで真っ赤にして嗚咽する大熱演。


果たして花魁吾妻の涙の訳は?


こういう「女優 柴 小聖」が観たかった。


マンガやアニメの舞台化では、
コスチュームやキャラクターなど、
多くの人が抱いているイメージに
どれだけ近付けるか?
再現性に掛かっている。


柴 小聖という個性を出し過ぎれば、
イメージと違う!と評価される。


のなは、台本を貰った時から、
自分の役の心情や共演者の心情を考え、
のななりのキャラクター設定が
出来る女優さんだ。


既存イメージ、キャラに囚われない
ストレート芝居では、
女優 柴 小聖が堪能出来る。


久し振りに
本気でリピートしたい芝居。


この劇団は、グッズなど購入せずとも、
終演後に「無料で」面会が可能。
久し振りにのなと話しが出来ました。


調べてみたら、
昨年6月のシャーロックホームズ以来。


もう一度なんとかして、
観に行きたい芝居でした。


※A、Bダブルキャスト制で
柴 小聖さんはAチームです。