川上村 白いんげん | 吉野・むかしヤサイ

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奈良・吉野の野菜ソムリエ・宮坂敏史が、
吉野に「むか~しからある野菜」、吉野の在来野菜・在来種、それに携わる作り手の皆さんの知られざる情報を「ありのままに」「おもむくままに」発信しています。

【川上村 白いんげん】

「白いんげん」
この2種類、どちらもとあるおばあちゃんが育ててらっしゃいます。

どちらも同じ白いんげんですが、タネを頂いたところが違うとのこと。


左手に持っておられるが、ご近所のUさんから頂いたもの。

仮に「Uマメ」とします。

 


右手が、ご近所のHさんから頂いたもの。
仮に「Hマメ」とします。


1粒ずつ拡大したもの。
左が「Uマメ」、右が「Hマメ」。

Uマメのものはさやが長く、さやいんげんとして食べてもおいしいそうです。
Hマメのものはさやが短いそうです。ただ、1粒あたりの重さは圧倒的にこちらのほうが重いです。

Uマメから頂いたものは、40年栽培しているそうですが、だんだんさやが小さくなってきたそうです。