ブログにお越し下さってありがとうございます。
前回、結果を出しやすい問題集の選び方の記事を書きました。
問題集を選ぶ基準として、
問題と解説の書いてある場所が近いものが良い、
ということを書きました。
今回の記事はその理由です。
理由ですが、
問題と解説が近い場所にあれば、
問題を解いた思考過程が頭に残ったまま、解説を読むことができるので、
間違いを発見しやすい、修正しやすいためです。
ちょっと抽象的なので、具体例をもとに解説したいと思います。
問題と解説が1冊の書籍として販売され、
前半が問題、後半に解説という問題集の場合、
問題をひたすら解いて、あとでまとめて答え合わせをする、
という問題演習方法になりがちです。
この場合、なぜ間違えたのかという検証の過程をする際に、
どうやってこの問題を解いたのか、一度思い出さなければなりません。
他に多くの問題を解いているため、問題を解く思考過程の再現性が低くなりがちです。
そのため、定着率も悪くなります。
これに対して、問題と解説が近い場所にある、問題と解説が別の冊子となって場合のように
問題を解いてすぐに解説を検討できる問題集であれば、
誤った解答を導いたとしても、その誤った思考過程をすぐに修正することが可能ですし、
誤った思考過程を辿ることになった原因をすぐに突き止めることができます。
誤った思考過程が定着してしまうと、その修正は難しいのですが、
正しい思考過程を定着させる、正しい思考過程を定着させることを意識しているだけで
正答率は大きく変わってきます。
その正しい思考過程を定着させることを意識する上で、
すぐに解説を読むことができる問題集は非常に便利です。
無論、問題集を解く目的によって問題の解き方
(まとめて解くのか、1問ずつ解くのか)は変わりますが、
最初に知識を定着させるためには
問題と解説が近い問題集を選択した方がお勧めなのではないのでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございます。