67年前 小学校3年生の時 故郷の我が家の前のお宅で、従兄弟と共に、
日本が無条件降伏した事を知った。天皇陛下のお言葉があるというので聞いた。
偲びがたきを偲んで、と言う天皇陛下のお言葉だけが、何故か耳に残っている。無条件降伏だからアメリカ兵が来て、皆殺しにされると思い込んだ。
同時に矛盾しているが、警察や軍人が威張っている時代で、何事も住民に対して虫けらのように命令していた。
この命令から解放されるのにホットした事は脳裏から離れない。
終戦と言う事態は何が何だか分からず、祖母と母と兄弟の6人は、明日の食べ物に困る生活が続いた。
祖母も母も他界したが、今この上ない幸せに感謝の毎日である。