大学院の入学試験

結構な倍率だったけど

 

私は合格することができた

 

自分の受験番号を見つけたときには

本当にうれしかった

 

働きながらの大学院生活でキツかったけど

学べることが楽しくてしかたなかった

学びの仲間もできた

 

臨床心理学専攻だったので

同級生は実際に働いている人たちが多かった

 

学校の教員だけでなく

人と関わる様々な職種の人たちがいて、その触れ合いも楽しかった

 

その当時の指導教官は大変厳しい方で有名だった。

厳しかったけど、私は大変可愛がってもらった

 

様々な理論

そしてケースワーク等

 

ケーススタディー

生徒やクライエントの言動から

心理状態を見立てること それがかなり得意であった

 

大学院は2年間で卒業したが

その前と、その後も学び続けたので

心理学を学んだのは計10年ほどである


最後の方では

教育分析を2年ほど受けた

 

教育分析とは

カウンセラーや教師などが

自分の課題を見つめるために受けるカウンセリングである

 

人を相手にする仕事は、自分の課題をないがしろにしていると

クライアントや生徒たちに自分の課題を投影してしまうことがあるからだ

 

そのカウンセラーの先生は

とても有名な方で、とても丁寧にやってくれ、信頼できる方だった

 

しかし、カウンセリングを2年間うけても

私の心の中にある「自己卑下」がどうにも収まらなかったのだ

 

カウンセリングを終わりにする日に

カウンセラーの先生に

「あなたの自己卑下は私には手に負えなかった」と言わせてしまった

 

その頃

私は婦人科系の病気が発覚し

入院することになった

そこが人生の大転換期となった

 

続きは次回

 

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