熊本地震(東北の震災支援の経験から) | 富山よしのぶオフィシャルブログ

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熊本の物資が行き届かないという報道がありますが、物資が足りないのではなくて、恐らく自主避難されている場所や、指定避難所になっていないところに避難している方々にそもそも物資が届くシステムではないことが問題なのだと思います。

1. 市議会議員、県議会議員、国会議員事務所に押し掛けて、物資をこのような自主避難所や指定避難所になっていない箇所に議員が責任を持つから物資配布をするように行政に指示を出すように伝えに行く。

2. 市民の皆さんが、どこの避難所にいて、どれだけの人数が身を寄せているのかを市に報告し、必要物資を報告しに行く。 できれば自ら物資を市役所などに取りに行く。

行政も人手不足でしょうし、恐らく細部は把握していないのと、指定避難所以外は想定外で動いているので、このつなぎ役をやりながら物資支援を行っていただきたいです。

ボランティアはボラセンに行っても、指示も何もないと思われます。 社協も想定していなかったと思いますので。

ボランティアは自ら目鼻をきかせてこのような指定避難所ではないところ(お寺や神社など)を周って、物資が来ているかを確認し、市に報告して物資を運ぶことを行うことがしばらくの間やらなければならないこととしてはあるかと思います。 また、がれきの撤去に関しては向こう半年は必要になりますので、ボランティアで行ける方は是非行っていただきたいです。

ボランティアでいく際、どこの馬の骨かわからないのが一番アウトなので、身分証明が誰もがわかりやすい形で提示できればいいですね。 運転免許証もそうですが、どこの組織所属なのか、大学なら大学の証明、会社なら会社、そうでなければ名刺と携帯に着信させて信じてもらうなど。 指示待ちではなく、自発的に機転を利かして動くよう心掛けることも大事になります。

とにかく現場情報をいかにたくさんの方々に共有してもらうかが一番大事になりますので、行政と民間とボランティアと市民が力を合わせられるよう願っております。