昨日スケジュールがタイトだったため、今朝5時まで起きてたが、ブログ書いている途中に落ちてしまった。
昨日のブログ。
陸前高田市産業復興連絡協議会に参加。
市長、副市長、商工会、水産食品加工グループ、陸前高田市、東北大学、岩手大学、岩手県立大学、青年会議所が参加し、十数名で構成される。
よく僕入ったなぁと思いながら、陸前高田の竹駒地区渋滞のお陰で遅刻して参加。
各団体が復興に向けての活動報告をした。
これがどのような方向に向かうのかはわからないが、お互いの進捗を知る良い機会となった。
ショッピングモールの計画や、水産加工の売り上げ目標や、バイオマスエネルギーの可能性などが話し合われた。
勿論、僕らが取り組んでいる医療特区構想、林業再生、介護事業展開、ATP活性水の工場建設についてもプレゼンした。
全てこれからの話。
ハードルは高い。
僕らの取り組む内容もハードル高いが、やはり陸前高田の、というか全ての被災地の大きなハードルは以下の内容だという事が明るみになったミーティングだった。
1ー土地の問題。区画整理は大変時間がかかる。商店街建設もこのままでは最低5~6年かかりそう。それまでに人がいなくなれば意味がなくなる。神戸の二の舞。
2ー人口流出の問題。就労人口がそもそもいなくなってきている。歯止めが効く要因は特にない。誰が復興に携わるのか!?
3ー2重ローンの問題。仮設店舗の時点で2重ローンなので、本設で3重。復興の資金は中小企業にはやってこない。
4ー今いる人達の生活サポート。せめて買い物、交通、医療は環境整備しないといけないが、環境は劣悪。
これは陸前高田の問題ではない。国レベルの問題。4月から声を上げ、政府に提言してきて「対応した」と言われてきたが現場では何一つ変わっていないという現状。
このままでは人口は減る一方、資金繰り環境は劣悪、就労人口は少なくなり、人びとの今の生活に光が見えない。
もうすぐ一年。
国会は維新の会の飛躍を恐れ、民主・自民・公明が結託して維新の会の足を引っ張ろうとしていく流れ。
党利党略ではなく政治家の私利私欲やね。
お陰で、東北の復興は遅れに遅れ、復興の「ふ」の字すらない。
解決策は唯一。
外から人口入れて若者にチャンスを与えるための法律整備。
特区を申請し、あらゆる産業にインセンティブを思いきってつけないといけない。
信用保証80%を100%にして、誰でもチャンスをもって無担保無保証で融資を受けられる制度を作るとか、漁協や農協に気を使わず一次産業の6次産業化をするとか。
いっそのこと、タックスフリー社会を実現化し、金融自由化ぐらいの特区にするぐらい思いきった策を打ち出す必要がある。
が、国レベルの話。
あまりにもささやかではあるが僅かな期待さえも裏切られ続けていると、心が折れそうになる。
が、現実見ながら出来るベストをもがきながらでもやっていかないと。
協議会のあと、県立高田病院へ。
院長先生に今後の医療再生の考えを色々ご指導頂いた。
医療特区はハードル高い。
現実を突き付けられた。
がしかしながら、突破口も何となく掴めたような感じ。
長時間お時間を頂き感謝。
その後、協議会参加者との交流会。
コミュニケーションは少しは取れたかな。
その後、仮設住宅へ。
色んな話を聞いたが、精神的にも体力的にも限界な人びとは多い。
どこに住むことになるのだろう?どうやって行けば良いのだろう?この町に住んで行けるのだろうか?
移り住まなければならないんじゃないか。
このような選択肢を真剣に考えてる人達は少なくない。
せっかく助かった命。
基本一年も立てば、「あの時は大変だったけど、今は頑張れそう」となってて普通だと思うが、何の兆しも見えない現状に諦め感さえ漂う。
東北以外、人びとの気持ちも確実に離れて行っている。
大変な現実やで。
仮設住宅で夜中過ぎまで色んな話を聞き、大船渡へスタッフを送りに行った。
送ってから、メールの整理とブログを書いてる最中にガックリ落ちた。
こたつで寝たら体冷たくなるなぁ。
東北では上半身の寒さが下半身の暖かさに勝る。
氷点下やからねぇ。
今日も大事な一日。
がんばろ。