気仙沼市議会議員 | 富山よしのぶオフィシャルブログ

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気仙沼市議会議員と会談。
要点は以下の通り。

1-被災地全域に言える事だが、街の中心は地盤沈下。すなわち建築の制限区域に入る。家も工場も建てられない。生活活動や経済活動が将来ずっと出来ない。この不安をどう国が解消するのか?国でないと出来ない。結論、経済雇用政策と社会保障を今までの既成概念を飛び越えないといけない。

2-地域の街が「必要」と捉えているか?人の移動だけの話ではない。町の経済復興のグランドビジョンが必要。

3-歴史は繰り返されて来た。子供の世代までは津波の恐怖が残る。しかし孫になると忘れ、また平地に移り住むことになる。津波が来れば被害が出る。

向こう100年、200年耐えうる仕組みを今作らないといけない。

4-地域の視点や地域を想う心を持った人が支援や国策に着手すべき。

5-具体的には居住区は全て高台に。工場や作業屋を平地に一新。そのため平地を国が買い上げる。また工場や建設に対して強力な補助を。でないと二重融資などで負担大。

6-中小零細企業への手厚い金融財政支援。抜本的措置が必要。また中小零細を育てる目線での金融を。

7-スピード対応しないと地場の中小零細は疲弊する。

8-被災していない人達が被災地の苦痛を代弁してほしい。全国一丸となるべき。政治家もバラマキと票集めをするのではなく、今こそ東北全体の経済復興が日本全体の経済復興に繋がる事を見据え、一丸となって復興支援に回るべき。

以上です。

これからグランドデザインとビジョン策定し、政府に提言しようと思います。