日時:2024年2月12日(月)

天気:晴れ 最低気温2.1℃/最高気温12.4℃

   スタート時 4.5℃ 北西の風4.7m(最大北西の風8.3m)

   ゴール時  9.6℃ 北の風3.7m(最大北北東の風7.8m)

タイム:2時間58分05秒(ネットタイム2時間57分57秒)

    前半1時間29分26秒/後半1時間28分39秒

ラップ:5km20'49"/10km21'16"/15km21'21"/20km21'22"/25km21'04"/30km21'00"/35km21'02"/40km21'08"/42.195km9'03"

順位 総合470位 40代男子148位

 

2015年に始まった「さいたま国際マラソン」、

女子の選考レースを兼ねた市民マラソンは5年続いたが、

残念ながら2019年を最後に終了した。

そして今年「さいたまマラソン」と名前を変えて

4年振りに復活を遂げた。

私は2015年、2016年と2年連続して出場したが、

それ以降予定が合わず出場を見送ってきた。

私にとっては実に8年振りだ。

当時は11月中旬開催だったため、

1年目のスタート時の気温が15度、2年目は13度と

最初の2年間は気温が高くコンディションが悪かった。

それでも1年目は当時の自己ベストである2時間47分05秒を叩き出し、

2年目は落ちたものの2時間49分41秒で完走した。

コースはアップダウンが多くタイムが出ないと批判されることが多いが、

最初の2回の大会はほぼイーブンペースで気持ち良く走れた。

私にとって相性の良いコースだと記憶している。

その大会が4年振りに復活するため、

今年の勝負レースとして位置付けていた。

 

ところが、昨シーズンから足の故障が続き、

さらにはレース1週間前から左足の足首からふくらはぎにかけて

電気が走るようなピリピリした痛みが続いていた。

無理して走っていると、突然足の力が抜けて

崩れ落ちそうになることもあった。

直前には練習量を減らして様子を見てきたが、

前日までまともに走ることができなかった。

とにかく不安しかなかった。

戦わずして負けるのは悔しいので、

負けると分かっていても出場することとした。

 

レース前に最後にできることは

痛み止め薬を服用することだけだった。

注意書きには4時間以上置かないと

次の一服ができないことが書かれているが、

一か八かで異なった痛み止め薬を3錠飲んだ。

効いているのか分からないが、

40分間スタートを待つ間、眠気と若干のふらつきが出てきた。

走り始めれば、眠気も吹っ飛ぶだろう、

そう信じて走り始めた。

 

スタートして暫くは左ふくらはぎに痛みを感じていたが、

体が温まるに連れて痛みを感じなくなってきた。

痛みのフラッシュバックが頭をよぎるため、

本気で走ることができなかった。

いつものレースよりかは抑え気味で入ったため、

意外と足への負担は少なかった。

5キロ地点、人一倍大きな声援が聞こえてきた。

クラスの生徒が応援に駆けつけてくれた。

ハイタッチを交わし、一気に元気をもらった。

 

埼スタに向かう15キロ過ぎに、

後ろから迫る大集団の圧力を感じた。

ついに追いつかれた。

集団を引っ張っているのは3時間のペースランナーだった。

3時間を目標としている多くのランナーが大集団を作っていた。

集団に飲み込まれると自分に負けるような気がして、

できるだけ集団の前に出るように心掛けた。

集団から逃げるようにペースを上げ、

後半の上り坂も思ったほど苦労せずに上り切った。

前半よりも後半の方が気持ち良く走れていたが、

実際に折り返しからの後半の方がタイムが良かった。

今まで比較的イーブンペースで走れた大会もあるが、

後半の方が間違いなくタイムは落ちている。

後半の方がタイムが伸びているのは今回が初めてかもしれない。

レース中、苦しいこともあったが、

クラスの生徒が待っているゴールに飛び込みたい、

それだけを信じ走り続けた。

 

残り1キロを切ってスーパーアリーナが見えてきた。

最後はアリーナ内に走り込み、

多くの観客が見守る中、室内でゴール。

クラスの応援に包まれながら、

どうにか3時間切りで完走することができた。

初めてさいたま国際マラソンを走った時から比べると、

ちょうど11分遅くなっているが、

今の最悪の足の状態を考えれば、上出来だった。

4年振りのさいたまマラソン復活に感謝。

そして応援してくれた方々に心から感謝しております。

 

7時にさいたまスーパーアリーナが開場。

 

なんと、今回は室内がゴールに!

 

応援に駆けつけてくれたクラスの生徒と一緒に。

 

選手3人と応援の4人で。

 

*第1回さいたま国際マラソンはこちら

第1回さいたま国際マラソン出場 | 走れ嵐山! 山とマラソン日記 (ameblo.jp)

 

*第2回さいたま国際マラソンはこちら

2016第2回さいたま国際マラソン | 走れ嵐山! 山とマラソン日記 (ameblo.jp)