ゴルフⅣワゴンGT

今日は、たまたま路上で見かけたこともあり、過去に私が所有していたゴルフワゴンについて書いてみたいと思います。

これが、私が所有していた2004年式ゴルフⅣワゴンGTです。
エンジンはGTIと同じ直列4気筒DOHC20バルブICターボで、スペックは、
　総排気量　1780CC

最高出力　150ps
最高トルク21.4kgです。

実燃費は街乗りでリッター8キロぐらいだったと思います。

購入したのは2015年7月で、なんとヤフオクで落札しました。走行距離は10万7千キロです・・・
レガシィワゴンを手放した後、所有車がBMW M135iだけとなってしまったため、使い勝手の関係で、手頃なワゴン車を探していました。
そんな時、手頃で良さそうなゴルフワゴンが出品されていたため、ダメ元で入札してみたところ、なんと落札してしまいました・・・
価格は、車検が1年8か月ついて15万円です。
出品者さんからは、不具合はありません。調子はいいですよと聞いていたのですが、
そこは、やはり???でした・・・
京都まで引き取りに行ってきたのですが、不具合がいろいろありそうな感じでした・・・
外装の状態は、ガラスコーティングが効いていて、とても良かったし、エッティンガーのマフラーも付いていて、低音の排気音がいい感じでした。
しかし、タイヤはひび割れており、交換が必要な状態でした。
それから、発進時にハンチング現象あり、ミッションの変速ショックも気になりました。また、エアコンからの悪臭もありました。
言わずもながですが、内装のプラスチックはベタベタしてます。
この年代のフォルクスワーゲンの特徴なのですが、やはりいい気分はしません(-_-

まずはタイヤ交換です。

ワゴンとしての使い勝手は良かったのですが、乗って行くにつれ、発進時のハンチングと変速ショックがどうにも気になったてきたので、専門ショップに点検整備を依頼することにしました。
コンピューター診断の結果、セカンダリーエアポンプにエラーが発生しているとのことで、中古品を調達し、交換することにしました。
このあたりから、またいつもの病気を発症してきたようです・・・

それから、変速ショック対策として、このエンジンはATFを交換するためにはミッションを降ろさないといけないとのことなので、ATFを半量交換して様子をみることになりました。
その後どうなったかと言うと、症状はまったく改善せずでした(-_-
自分でいろいろ調べた結果、変速ショックについてはバルブボディの不具合を抱えているようでした。交換すると高額の出費となってしまうので、我慢して乗り続けることにします。
足車としては重宝していたのですが、この走行距離では、不具合も発生してきます。
パワステオイル漏れ、エンジンオイル漏れ、それからウインドウォッシャータンクからの漏れと、経年劣化による不具合を次々に修理していきました。

エアコンからの悪臭対策もいろいろやりましたが、改善せずで、これも我慢です。

エンジンについては、最初はこんなものかと思っていたのですが、どうにも吹き上がりが良くありません。
そこで、ショップの勧めもあり、燃料系はワコーズのフューエルワン、エンジン内部は遅効性のeクリーンプラスを入れてみました。
施行後、1000キロ走ったぐらいから、エンジンの調子があきらかに良くなってきたのを感じます。その後、3000キロ走ってオイルとフィルターを交換したのですが、こんなに良く走るのかと思うぐらい激変しました。豪快に吹き上がる感じで、とても150psとは思えない走りです。特にeクリーンプラスの効果が高かったように思います。やはりオイル管理が悪く、スラッジが溜まっていたのでしょう・・・

エンジンが調子良くなって走りは快調なのですが、ハンチングと変速ショックはどうにもなりません。
そして、車検が近づいてきて、整備代もかかっているし、もう2年乗ろうかとも考えましたが、どうにも変速ショックに我慢できなくなり、結局、今年の1月に今乗っているベンツS204に買い換えてしまいました(^^;
所有期間は1年半でしたが、どうなんでしょう?
安物買いの銭失い的な感じなのでしょうか・・・
それでも、足車としての機能は果たしてくれていたので、なんとか自分を納得させることにしました・・・

後ろからです。
気を遣わず乗れる点で満足してました。
荷物もたくさん積めますし、少々キズがついても気にしません。

エンジンルームです。
きれいにしました(^^;

運転席です。
内装のベタベタが気になります。慣れが必要ですね。

2015年10月のガレージです。
BMW M135iからベンツ190Eに乗り換えてます(^^;