京アニ事件では死刑判決が出ましたね。

事件の重大性から鑑みても当然の結果だと思います。

 

弁護士は被告の精神障害を理由に判決を不服として控訴したようですが、

私はむしろ、だからこそ死刑にするべきなんじゃないかと思っています。

 

その手の精神障害がある人は全てが他人のせいであると考え、決して自分に非があるとは考えない。つまり、更生する見込みがないということです。

うちにも同じような精神障害のある人がいたのでよくわかります。

 

ただ、予測死亡率97.45%だったとも言われる重度の火傷を負った被告の命を救った医師の心境としては、どうなんだろうと思いました。

必死の思いで蘇生させた命が、結局死刑で奪われるわけですから・・・

 

昔子供の頃に読んだブラックジャックの漫画に、このようなものがありました。

 

殺人を犯した少年が警察に追い詰められ、ビルの屋上から投身自殺を図る。

警察の依頼でブラックジャックが執刀し、少年は一命をとりとめるが、

その後の裁判で死刑が言い渡される。

その法廷でブラックジャックが「死刑にするために助けたんじゃない!」と叫ぶ・・・

 

かなり昔に読んだものなので記憶は曖昧ですが、そのような内容だったと思います。

(ブラックジャックの単行本は全巻家にありました)

 

もちろん事件の真相や事件に至るまでの経緯等を明らかにするためには

みすみす容疑者を死なせるわけにいかない。

医師もそれだからこそなおさら必死で治療を行ったのかも知れません。

 

だとしたら真相が明らかになった結果死刑判決がくだされても

「死刑にするために助けたんじゃない!」という気持ちにはならないのかな。

被告もこれで少しは命の重みを認識してくれるとよいのですが・・・

 

昔読んだブラックジャックの漫画を思い出し、ふとそんなことを思った次第でした。

 

 

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