バレンタイン 高校時代編 | 吉野敬介オフィシャルブログ「俺にまかせろ!」Powered by Ameba

バレンタイン 高校時代編




これ毎年書いてますが、バレンタインデーで今でも忘れられないのが高校生の時、当時付き合っていた彼女との出来事です。



バレンタインデー1週間前ぐらいから、大喧嘩。かなり修復不可能なケンカでした。ただ、内容はもう覚えてないんです。まあ、喧嘩の理由はささいなことでしたよ。



14日はずっと、「今日、チョコもらえなかったら別れるんだろうなあ」と思いながら、夜、空手から帰って来たら、家の前に彼女が。めちゃくちゃうれしかったですよ。



家にあがって、彼女が「愛情こめてつくったから、食べてみてよ」って言うんで、食べたら、かなりビミョーというか、マズイ。愛情があっても、マズイものはマズイ。一瞬、嫌がらせで、まだ許してないのかなあって思いましたね(笑)



そのチョコレートはとにかくマズイので、ステレオの上に置いておきました。彼女、家に来る度に、そのステレオの上に置いてあるチョコレートを見て、「なんで食べないの?」って言ってましたよ。



「それはね、超ビミョーだからだよ」とは言えず、「別れるかもしれなかったのに、仲直りした思い出のチョコレートだから、大切に取っておいてるんだよ」って言っていたような気がします。



彼女もバカだから、「そうなんだ、ありがとー」って言っていた気が。



そのチョコレートにホコリが積もりカビが生えた頃、彼女とは別れました。




あと、これも書いたと思うんだけど、K池、こいつはよく、「俺はクリスマスとバレンタインデーという日が憎い。1年でもっとも嫌いなんだ」とよく言ってましたよ。顔もまあ、そんな顔でしたよ(俺も同じだけど(笑))



そのK池、バレンタインデーの日、学校が終わり、同じ駅で降り、「じゃあな」って別れるとき、「ちょっと待って、敬介ほら」ってカバンを開けたら、K池のカバンの中にチョコレートが。



これ絶対におかしいんです。俺は朝の電車から帰りの電車まで、ずっとK池と一緒にいたけど、K池がチョコレートをもらえる場面なんて絶対になかったんです。学校にいるときは、うちは男子校なんでありえないし。



100パーセント、学校に行く前に、コンビニでレジの前で下向きながら、自分で買ったか、前日に母ちゃんにもらったのをカバンに忍ばせて持ってきたんだと思いますが、まあ、証拠はないんだよね。




ちなみに、日本で一番最初にチョコレートを食べたのは岩倉具視らしいですね。