こんにちはニコ職員の松本です。

 

8月が終了したら、とたんに秋がやってきました。

なんだか、残暑が厳しくて暑い9月!みたいなイメージがありましたが、

9月ってこんなに涼しかったでしたっけ?

 

 

 

さて、9月1日で松本はお誕生日と結婚6周年を迎えましたニコキラキラ

防災の日に生まれて、大体誕生日の9月1日は防災訓練でした。

結婚する年には東日本大震災が起こったりして、

結婚記念日はお互いの無事を祝福できる日にしようと思ったわけです。

 

 

今年は、行ったことのなかった「ヒロシマ」へ行ってきました。

2017年は「平和を考える」がテーマです。

 

広島駅から路面電車に乗って、「原爆ドーム前駅」で下車。

道路を渡ると、もう目の前に原爆ドームが。

 

 

こちらが、「原爆ドーム前駅」からすぐに見える方面からの建物写真です。

 

日本人独特の「空気を感じる」っていう「空気を読む」という能力なんでしょうか。

この柵の中がまるで別次元であるかのような、凍り付いたような冷たい空気が。

そこに存在しているのに、そこだけ時間が72年前で止まっているかのよう。

時空がゆがんでしまっているかのような・・・

 

原爆投下当時、中で働いていた方は全員即死だったそうです。

周りはほとんど焼け野原だったそうですが、ここだけが残り、今もこうして残っていることは

奇跡でしょうか。

 

 

 

柵の周りをぐるっと回ってみます。

 

 

川側からの写真。

 

 

 

とてもいいお天気でした。

1945年も、暑く、いい天気の日だったそうです。

 

 

先ほど駅を降りた方から反対側に回ると、原爆ドームについての案内看板が設置されています。補修工事の内容なども記載されており、たくさんの人が集まっていました。

 

海外からのツーリストが多いことに驚きました。

アジア・アメリカ・ヨーロッパ・・・たくさんの人種のかたがいらっしゃいました。

 

広島に原爆が投下されてから72年。

都会でおしゃれな広島の街を72年の時の短さ・長さを図りながら歩きました。

 

 

 

2016年に開業した、おりづるタワーから見る原爆ドームは、新しい構図ですね。

 

 

斜め上から。

 

 

 

 

その後、平和記念公園にて、慰霊碑に合掌。

 

 

「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」

 

平和への強いメッセージ。

 

 

 

 

平和記念資料館は、最先端の技術が使われ、時代に合わせた展示が目を引きました。

 

 

 

古いことだけがよいことではなく、時代を生きる人に合わせた展示の仕方をすることで、

その時代を生きる人の心に残る展示になるんだなぁと思いました。

若い人に関心を集めるには、その時代にあった展示方法には賛成かな。

 

古いはずの写真がとても鮮明で、72年前の出来事とは思わない、不思議な感覚。

プロジェクションマッピングや、タッチパネルでの資料検索や閲覧。

 

後世に伝えていこうという気持ちを感じました。

 

 

 

 

 

2017年9月3日。ヒロシマはとても良いお天気でした。

世界では争いが絶えませんが、日本は今とりあえず「平和」です。

日本でも、争いごとや喧嘩、事件はなくなることはありません。

しかし、核兵器使用に対してのメッセージは強く受け取りました。

私は、同じような出来事が世界でもう二度と起こらないことを強く願います。

どうぞ、安らかに。

 

 

~厳島神社編に続く~