あるいは野球のごとしです。
えっ,意味が分からないって?
裁判は,こちらが攻撃し(書面を出し),それに対して相手が攻撃し(書面を出し),さらにまたそれに対してこちらが攻撃し(書面を出し),さらにまたまた相手が攻撃し(書面を出し)というのを1ヶ月に1回ペースで繰り返していく,いわばターン制な感じなのです。
今回はこっちのターン,今回は相手のターンみたいな部分でいえば,綱引きや野球っぽいかなあと。
そして,これを一般的な弁護士は同時平行で何十件もやってるわけです。
司法修習の民事裁判所の修習の頃,裁判官が,こんど自分のターンになる方の弁護士さんに準備期間はどれくらい必要ですか?と聞くとき,通常通りで(1ヶ月くらいでの意味)と答えるのを,えっ,こんなの数日でできるんじゃないのと思ったりもしてました。
それができないことを痛感したのは,弁護士になってからです。
何十件も事件を抱えていると,次から次へと別の事件の締切りがやってくるので,その事件自体は数日でできるものであっても,できないわけです。
ところで,私は事件のタスクの管理上,自分のターンになっている事件の背景を濃い黄色にしています。
今日ふと全体を眺めて愕然としたのは,今,ほとんど案件が濃い黄色・・・
ガクブル・・・
これは今年も(というか来年か)正月やすめないぞ・・・
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