いらっしゃいませ
いつもご訪問ありがとうございます。
さて、こちらでのご挨拶が遅れてしまいましたが、
ラズカルズ再出発公演
『ギャングスタ―と巨大毒なしサソリ』
先日9日に、無事、閉幕いたしました。
ん?? 無事…?
無事なのか…??
結局「初日」を迎えられませんでしたからねwww
↑これ、ご覧頂いた方にはお解りですよね(笑)。
そう。今回のお話は、様々なトラブルに次ぐトラブルにも負けず、翌日に迎える初日をなんとかして開けようと試行錯誤を重ね、四苦八苦してもがく、アホな劇団員たちの物語でした。
私たちはこれを「アホ劇」という新ジャンルにカテゴライズしました(笑)。
まず、音響・照明さんが来ない。
舞台監督は逃げる。
セットも届くか分からない。
(という設定。)
そんな舞台は、まっったく何も仕込まれていない、むき出しの劇場そのままw
そのへんの詳細は、2丁拳銃の修士さんがブログでとても解りやすく書いて下さっているので、宜しければご一読くださいませ。→★
今回は、修士さんも書いてらっしゃるとおり、本当に「すごい試み」だったと思います。
普通なら、ひるむ役者さんも出てくるレベルだと思います。
けど今回は、幸か不幸かアホばっかり揃って……(←うそうそ笑。ま、良い意味での“アホ”は勢ぞろいでしたけどね。)
ラズカルズ劇団員であり、初・作演の佐藤宙輝くんが導いてくれて、みんなが彼を信じて、力を合わせ、この新ジャンル「アホ劇」を創り上げていきました。
舞台セットとか何もないくせに、細部にはかなりこだわっていたこの舞台。
サソリ学者・スコーピオンダンディを演じる荻山博史さんは、毎回腕にサソリのタトゥを入れていました。
で、それを彫る(描くw)彫り師・長尾長幸も、楽屋で誰も見てないのに、毎回彫り師になりきって、演じきっていました。
(※本編では彫り師の役なんかでてきませんw)
いや、だれやねんっ!!!!
白手袋と~!マスクと~!ほんでグラサンっ!!!
しかもグラサンは日替わりっ!!!笑笑
ツッコミどころ満載なのに、これ、誰も見てなくても毎回8ステージやってましたからね。
気が触れてるとしか言いようがない(笑)!
で、これまたご覧頂いた方にしか分からないことで恐縮なのですが、最後に私の顔のお面が出てくるんです。
そのお面を稽古場に持ってきたもらった日、私少し遅れて稽古場に入ったのですが、もうね、バカにされてるよね。
超、遊ばれてましたwww
香苗ちゃ~ん!3頭身なってるよぉ~~~!!
いや、台本見えてないやろ~~~!!!!
ほんでやっぱり3頭身なってるよ~~~!!!
ねーー!!
もうアホばっかりでしょ~?
そんなこんなでなんとか千秋楽を迎えることが出来ました。
劇場まで足をお運び頂いたお客様のお蔭です。
本当にありがとうございました。
観には来られなかったけど、気にかけてくださったという方々にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さまに支えられて、私は舞台に立てています。
本当にありがとうございます。
そしてなんと!!楽日には、あの謎の男っ!!
そうっ!!このフライヤーの男っ!!!!
実は彼、望月製鉄さんという、れっきとしたラズカルズの劇団員さんだったのです。
あ、でも、俳優でもスタッフさんでもありません。
「友人」です。
え?
だから、
「友人」
です。
もう、友人を「劇団員」としてる時点で、新生ラズカルズ、ヤヴァイですよねwww
その「友人」劇団員・望月製鉄さんと、衣裳のエリカちゃんと役者のみんなで記念写真
二十歳の記念に撮ったというあのフライヤーの写真から20年の時を経た望月さん。
相変わらず怪しげで素敵なオーラを放っておられましたw
本番中には、宙輝くんのお誕生日もありました。
みんなでこっそりケーキ用意して、サプライズで
白黒の方は、この座組で少しだけ流行った、「ゼロ感情」で。
無感情の更に下を行く「ゼロ感情」。
なんのこっちゃ解りませんよね(笑)。
すみません。
ああ~、長くなっちゃった。
本当はもっと沢山載せたい写真もあったのですが、とっても長くなりそうなので、もうこのへんで。
最後に、改めまして。
ご来場頂いた皆さま、
気にかけて下さった皆さま、
スタッフの方々、
お手伝いに来て下さった方々、
そして共演者のみんな、
本当に、本当に、ありがとうございました。
とても実りある良い経験をさせて頂きました!!
そして何より、
楽しかった~~~っ!!
今後も精進して参りますので、何卒宜しくお願い致します。