人造ヨシムラ③ | 「ノブコブ吉村応援」吉村遊助のドッキュンズッキュン

「ノブコブ吉村応援」吉村遊助のドッキュンズッキュン

とにかく平成ノブシコブシ吉村さんを追い続けるブログ。同じく俳優で歌手の遊助(上地雄輔)さんも追い続けます。毎日2人にドッキュンズッキュンさせられております。

海に来た。





相変わらずハイテンションな吉村を横目に徳井は1人テントの中。


「うわー、冷たー!ねぇ徳ちゃん!こっちおいでよ!」


「暑いから嫌」


「せっかく来たんだから~」


徳井の腕を引っ張る吉村。



「ちょ、俺服のままなんだって、おい!」





ズボンのまま海にドボン。

「おい!」

「どう?徳ちゃん!」

「着替えとか持ってきてないんだけど!どうすんだよこれ!」

「まあ日に当たってれば乾くんじゃない?」

「まあそうか」





何故か納得した徳井。




砂浜に上がる。



すると

「俺も遊び疲れたからそろそろ出よっかな~」

なんて吉村も徳井について行った。




テントの下、男2人。



話すことなんてない。





時々あの子可愛いね、いやいやあっちのほうが、なんてことを話すだけだ。








徳井はなんだかとてもいい気分だった。


久々にまったり、ぼーっとするのもいいかなと思った。







 







隣の吉村はすーすーと寝息をたてて寝ている。



なんだよ、充電式なんだから寝なくても眠くないはずなのに。











徳井もうとうととし始めたとき。















………………!















銃声が響いた。









悲鳴が上がる。









びっくりして辺りを見渡すが何が起きたのかわからない。









吉村も気づいたのか目をまん丸にしてキョロキョロしていた。
















みーつけた。













2人の真後ろで声がした。






とっさに振り向く。




そこには全身黒づくめの男がいた。














「どうもご無沙汰しております村本です」



「あー村本?こいつの製造会社の」



普通返す徳井、しかし吉村はうつむいたまま動かない。





「おいどうしたんだ吉村」



「……」








「なんでここまで村本が来るんだよ…」



吉村が小声で言う。


「あー吉村くん、なんだ、ロボットになったくせに記憶は消えてないのか。不良品だなこれ」




「なんだ今度は俺になんの用事だ!」




声を張り上げる吉村。






「いや?不良品に用事なんてないで?今日は徳井さんに用事がある」




「え、俺?」




すっと徳井に寄る村本。





「…やめろ!」



徳井の肩にかけようとした手を振り払う。



「お前は引っ込んでろ」




はねのけられた吉村。




「え!何これ!?」




徳井は状況を掴めていなかった。





「徳ちゃん!逃げろ!こいつはお前のこともロボットにしようとしてる!早く逃げろ!じゃないとお前も俺みたいになるぞ!?いいのか!?」




「え…」




その時村本は既に銃口を徳井に向けていた。




…!





危ない…!


















……………………!