今年の1月9日、 英科学「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に発表がありました。
「九州大がアトピー性皮膚炎の原因究明」
現在、対症療法の治療薬しかないのですが、この九州大の研究チームは、「将来、かゆみを根本から断つ治療薬の実現が期待できる」としている。
3のたんぱく質が問題だそうです。
これまでの研究で、かゆみを直接引き起こすのは「インターロキシン31」(IL-31)というたんぱく質だということが知られていた。
また、「ドック8」(DOCK8)というたんぱく質が欠損した患者が重いアトピー性皮膚炎になることに着目した。
「ドック8」が少ないと「インターロキシン31」が増えることがわかったそうです。
さらに「ドック8」の増減に「イーパス1」(EPAS1)というたんぱく質が影響を与えていることを発見した。
「イーパス1」→「ドック8」→「インターロキシン31」→「かゆみの発症」という流れが推測された。
「イーパス1」がかゆみの源となっていることを確認した。「イーパス1」を減らす薬剤を開発すれば治療薬につながるということだそうです。
希望が持てますね!
世界からアレルギーがなくなりますように。
※参考JCASTさんのHP