2/25(木)「沼津大学セミナー」にありました。
今回のテーマは、
『沼津の商店街‐戦後昭和史~焼け野原から遑しく起ち上がった沼津の商人たち。』
講師は、沼津上本通り商店街振興組合理事の長谷川様。
沼津市の商店街は、戦後の焼け野原からどうのように立ち上がったのか?
「新幹線」
このセミナーで、新幹線が沼津になぜ、出来なかったのを知りました。
「沼津をよけて」の文字が残念。
一節によると、沼津は地面を掘ると浅い段階で水が出てしまうので、新幹線の耐久上に問題があり、当時、新幹線駅を作るとすれば、今の沼津高等専門学校辺りになったそうです。
当時の技術では、そこまで道路の整備が出来ないので新幹線が出来なかったとも聞いております。
でも、後になってでも出来て欲しかったなあ、と思います。
「映画」
沼津は、戦後映画館が沢山あり、映画館の街だったようです。
戦後は、製紙工場が出来て、町づくりに大きく貢献したそうです。
その中の1つが僕の親友の祖父だそうです。
なんでも、生糸の質は、富岡製糸工場に次ぐ品質だったそうです。
それは、沼津の水の良さと風があったからだそうです。
沼津は風の街なんです(駿河湾から吹く風が強いのです)
また、沼津駅付近から三島方面へとチンチン電車もあり、活気が溢れていたようです。
「専門店会」
沼津専門店会を作ったスタッフのメンバーの中に、祖父 吉邨勇の名前があるのがなんとも嬉しいです。(この中に祖父の名前が!)
「イベント」
町中での仮装行列などのイベントも多く開催し、とても熱気があったそうです。
「近代建築」
全国でも類を見ない、防火対策の近代建築のアーケード街
「デパート」
西武デパートも地方の出店第1号店が沼津店だったそうです。
今は無くなってしまって寂しい限りです。
子供の頃には、父親に連れて行ってもらって、屋上の遊戯施設で遊んで、生鮮売り場にある生ジュースを飲むのが一大イベントでした。
昭和31年12月、内閣総理大臣の石橋湛山も沼津から出ました。
2013年1月、惜しまれつつ西武百貨店の閉店
あと、発見がありました!
不二家ミルキーは、沼津発だそうです!
そうだったのか!
沼津のご当地お土産としてクローズアップして欲しいです!
今回のセミナーは非常にボリュームが有り、2時間では収まりきれなくて、次回の開催が皆さんから望まれました。
自分の町の歴史を知ることはとても重要なことですね。
先人たちの思い、熱意を忘れずに後世につなげてゆきたいです。
沼津大学のみなさん、素晴らしい企画を有難う御座います!
ご講演頂いた長谷川様、誠に有難う御座います。
みなさんの町の歴史も教えて頂いたら、嬉しいです。