このタイトルの通り、液状化現象の被害マップの作成、あるいは開示には、自治体によって「力を入れているところ」と「そうでないところ」にはっきりと分かれます。力を入れるとなると当然予算が必要ですし、危険個所が解れば放置できなくなるわけです。
私が一応は被災地であるつくば市に住んでいて思うことは、「公表できない」事実がたくさんあるのではないかという危惧です。
復興がままならない現状では、予防についての公的資金は出しようがありませんし、求めることもできません。
救急救命士の方に教わりましたが、防災の第一歩はなんといっても自衛だそうです。
東京都で液状化現象の被害マップを開示しているのは足立区、江戸川区、狛江市だけ
http://www.advertimes.com/20121108/article92949/

液状化の被害というと大概の人は「浦安市」を思い浮かべると思います。
しかしこの記事のように被害範囲は案外広く、連続した土地ではなく「スポット」で現れています。
私の事務所は筑波山の近くです。液状化による建物の被害はありませんが、
マンホールが突出したり、陥没したりという被害はありました。
また、つくば・土浦では県公社や都市機構が宅地造成した団地等で、
液状化の被害は多く見られています。
筑波山麓は太古海底であり、土地がやわらかく、湿度も高いことで知られています。

液状化はこのような背景のある土地で起こりやすい現象です。
湿地を埋め立てて造成したようなところ、廻りより一段低い谷地、
川や湖沼、水田の近いところ…。
このような土地にお住まいの方は要注意です。

3.11の後、度重なる余震がボディーブローのように効いていて、
ちょっとしたショックで土地が崩れることもあります。
誰でも簡単にできる調査は、1メートルほど穴を掘り、土中の水分を目視することですが、
海岸で穴を掘ったときのように、穴に水がたまるようでは即、対策が必要です。

非常食や避難グッズをそろえることも防災ですが、
土地の状態を調べることも防災です。