おはようございます 吉村龍泉です。
萃は、坤の地を下にし、
兌の澤を上にした卦です。
これは、地面の水溜まり
凹みを表す卦で、
雨が地面に落ちると
そのまま動かずにいるのではなく、
低い方へ、低い所へ流れていきます。
また、低い所、凹みを求めて
集まっていきます。
このような事から、
この卦を萃と名付けたようです。
意味は、聚まり、集まるです。
人が集まるということは、
賑わうということですから、
商売繁盛の象でもあります。
また、古代において
人が一番よく集まったのは、
お祭りの時です。
ですから、
『王有廟に假(いた)り』と卦辞に
あるように、祭祝をすると
記されています。
だから、
萃は、お祭りの象でもあるのです。
一方、人が大勢集まるということは、
よいこともありますが、
競争意欲も激しくなり、
事故も起こります。
それは仕方がない事です。
けれども、全般的には
物が集まり賑わう時ですから、
利を集め、喜ばしい事になります。
あと、この卦には、地の上に澤で、
お風呂を表し、温泉とか裸の人間とも
考えます。
それから、これは余談ですが、
自分が萃であるかを調べる方法が
あります。
街を歩いていて、
なるべく流行っていない店に入る。
例えば、お客がほぼいない喫茶店に
入って、暫くしたら、人が次々に
入ってくれば、その人は、萃です。
萃とは、陽気であるということ。
陽気な人には、自然と
人が集まって来る。
よい方向に向かうのが、
萃なのです。
萃とは、豊かに伸び伸びと
進んでいく時運なのです。
それから、爻辞を読まれる時の
参考になるかどうかはわかりませんが、
初爻 : 自分の考えが定まらず、
望みや進路に確信が持てず、
迷っている時です。
二爻 : 先ず人の引き立てを
得る時だと言えます。
すべて時運を掴んで
成し遂げられるものですが、
途中変更なしで行う方がよいです。
また、事の遂行は、独自判断はせず、
助言を仰ぐことです。
三爻 : 目標が定まらず、決心がつかず、
悩み苦しむ時です。
四爻 : 人に信用され、あるいは頼りにされ、
または交流を求められる事の多い時です。
ただし、信頼や信望を受けることが、
却って仇になる事があるので要注意です。
五爻 : 地位はあっても実力が伴っていない。
しかし、自分の歩む正しい道を守り、
継続していけば、力を得て名声も上がり、
地位に伴った力も付いてきます。
上爻 : すべての事において思いに任せず、
地位が時にあっていません。
破局を防ぐために辛抱しなけれならない
難儀さはあります。
たとえば、
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