おはようございます 吉村龍泉です。

 
 
今日は、山水蒙が出ました。

 

 
山水蒙という卦は、坎下艮上で、
 
内卦は  坎の水、外卦は  艮の山です。
 
山の下に水のある象です。
 
前にどっしりとした山があり、
 
その麓に水気が霧となって立ち込め、
 
峰も谷もはっきりとわからないほど
 
蒙々煙っている風景が蒙の象です。
 
 
とは、幼くて道理をわきまえていない
 
ことを表しますが、
 
そういうもの(童蒙)でも
 
先天的に性質を持っていますから、
 
それを発揮させるように正しく導いていく、
 
童蒙が学び取っていくことを説いた卦です。
 
 
ですから、
 
教師の教えてやるから来いではなく、
 
生徒の方から「こういうところが、
 
解りません」と礼儀を踏まえて
 
教えてを乞わないと
 
知識は身に付かないとか、
 
教えを乞う時は、教師を信頼して
 
答えに対して、疑念を抱いては
 
いけないと記されています。

 

 

 

ところで、この山水蒙の象や爻辞が
 
占い師の心得を表していると
 
云われている方がおられます。
 
そのことを記したいと思います。
 
 
お客がどんなに親しい間柄の人で、
 
どんなに占い師を信頼してくれる人で
 
あっても、依然として心の底には、
 
占い師を試すという気持ちを失わない
 
ものであること。常に占い師は、
 
お客からその腕前を試みられている
 
ということを忘れてはなりません。
 
このことは、三爻から五の互体の坤に
 
表れています。坤の疑い深くて、
 
迷いやすく、占い師に奇蹟を求め、
 
オールマイティーを期待しながら
 
しかも最後まで疑いと試みの心を
 
失おうとしません。実にシツコイし、
 
またケチン坊です。坤は吝です。
 
同じ料金を払うなら、あれやこれやと
 
しつこく訊いてきます。
 
うしろにお客がつかえていない限りは
 
中々腰を上げようとしません。
 
占いを求めてくるお客にもいろいろと
 
タイプがあります。そのことや対応の
 
仕方は、各爻に書かれています。
 
見ていきましょう。
 
 
爻に『発蒙』とあり、
 
又『桎梏を説く』とあります。
 
この爻の人は、浮世の義理や人情の
 
しがらみにからまれて、動きがとれなく
 
なってやって来ている人です。
 
それを導く・説くには、正法をもって
 
行うということです。
 
この正法とは何かということですが、
 
これは単に坎の法をいうのでは
 
ありません。坎を法とするのは、
 
坤の民衆が、水を求めて中央に集まって
 
坤が坎になった時に、その水を大勢に
 
行き渡るように、統制のとれるように、
 
はじめて法律ができたので、坎を法と
 
するのです。これはその時の生活の
 
便宜上できたもので、至上のものでは
 
ありません。至上のものと思って
 
苦しんでい人に、もっと大きな道理を
 
もって説くということが正法と
 
いうことです。
 
 
しかし、三爻となりますと
 
これは行動派の人であります。
 
『金夫を見れば躬を有たず』と
 
いうのは、“嬲” このなぶるの字の
 
ように女が男と男の間にいて
 
よろしくやって行くようなことです。
 
このようなお客には、何々しては
 
いけませんというような修身のお説教の
 
ようなことをしてもダメです。
 
この人は、自分がどうしたらもっとうまく
 
やれるか、自分の目的に対してよい智恵を
 
かして貰いたくて来ているのです。
 
人の道の正邪を説いてはいけません。
 
爻の行動派にはお説教は無意味・無用と
 
いうことです。実占家は道徳一本では
 
いけません。
 
爻はこれはもう手遅れですねと
 
いうべきです。この爻の人は、
 
打つべき手は打ちつくして、
 
なるようになってしまう。
 
もう何とも仕様がないと本人も
 
わかっています。単に気休めに
 
みて貰いに来ているのです。
 
占い師もそれを汲み取って、
 
話を聞いて上げることです。
 
余計な努力は必要はありません。
 
 
爻は、『順にしてもって
 
巽(したが)うなり』です。
 
この人は占い師を信頼して来る人です。
 
順は坤の美点で坤のよい所を
 
具(そな)えているのがこの爻ですが、
 
見逃せないのは巽です。
 
変じて巽の疑いはやはり持っていて、
 
一応は受け合いながら、試している所を
 
持っていることを知っていないと
 
いけません。
 
 
さて、以上の占客に対して、
 
今度は占い師の方ですが、これには
 
二つあります。
 
 
爻の占い師は、『撃蒙』であります。
 
大上段にふりかぶって出るのです。
 
歯に衣着せずに洗いざらい悪い所を
 
言いもし、又やり込めるのですが、
 
この方法も、時によっては効用が
 
あります。特に三爻のようなお客には
 
却って良いときがありますが、このように
 
厳しくするとお客が来なくなって
 
しまいます。永続きしないのです。
 
敬遠してしまいます。五爻が上爻の
 
すぐ近くにいながら、二爻の方へ
 
行ってしまうように、この爻は、
 
いい加減にせぬと単に当たると
 
いうだけです。
 
それでは、お客は来ません。
 
 
爻は、占い師の理想的な姿です。
 
『蒙を包(か)ぬ吉。婦(つま)を納(い)る吉。
 
子にして家を克(おさ)む。
 
上記のように、この爻辞は、吉、吉、と
 
一つ一つ区切ってありますが、
 
これは、上記の三つのものが各々一つの
 
独立した別の内容を持っていることを
 
示しています。子とあるのは、この卦の
 
表に、震、坎、艮、の三子があり、
 
裏の澤火革に、巽、離、兌、の三子が
 
あって、子が悉く備わっているからです。
 
この二爻の占い師は長年にわたり、
 
父子二代にもわたってみて貰いにくる
 
ような人で、流行っている占い師です。
 
それは、包むからです。爻のように
 
只偉いばかりでは人は来ません。
 
何でも知っておりながら、知らん顔して
 
いるのです。お客の心を裏まで見抜いて
 
おきながら、バカになっているのです。
 
そして何故にお客が続けてくるかという
 
その秘密は、山下出泉ということです。
 
次々に新しいまじり気のない水が涌き
 
出るように、何かしら見て貰うたびに
 
これまでになかった所のよいものを
 
与えられるのでお客が来るのです。
 
あそこへ行けば、何かしらよい事が
 
聞かせて貰えるということのために
 
繁昌するのです。
 
 
以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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