こんにちは 吉村龍泉です。
いつもブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
干合とは、
陽干がその剋する陰干と
組み合ったもので、
これを剋すると見ず、
合と見ていることです。
干とは、十干のことで、
甲、乙、丙、丁、戊、己、
庚、辛、壬、癸と
十個あります。
黒字陽干で、黄色が陰干です。
読み方は、
音読みでは、
コウ、オツ、ヘイ、テイ、
ボ、キ、コウ、シン、ジン、
キで、
訓読みでは、
きのえ、きのと、
ひのえ、ひのと、
つちのえ、つちのと、
かのえ、かのと、
みずのえ、みずのとです。
(かねのえ、かねのとが、
かのえ、かのとに
変わっていきました。)
黄色の部分は、
五行（木、火、土、金、水）を
表しています。
※ 五行とは、
すべてのものが、
木、火、土、金、水の
五つの要素で
成り立っているもので、
行とは、
めぐる 循環を表します。
五行関係は、
木生火、火生土、
土生金、金生水、
水生木という
相生の関係と
木剋土、土剋水、
水剋火、火剋金、
金剋木という
相剋の関係と
同じ五行同士の
比和の関係が
あります。
五行とは、
木→火→土→金→水→木
というように循環します。
相生とは、上記の五行の
動き(流れ)の中で、
次にある五行に生じる
ことです。
相剋とは、上記の五行の
動き(流れ)の中で、
一つ飛ばした五行に
生じることです。
ひとつ飛ばしで
いきなりくるので、
うまく受け入れらないと
いうことです。
でも、受ける側が準備が
整っていれば、いくら
いきなり来ても受け入れ
られるし、ある意味倍の力が
働くわけだから、生じ方も
倍になったわけだから、
効果が倍になる。
一概に剋だから悪いわけ
ではない、受け入れられば、
相生より効果は２倍に
なります。
すいません。
話しを干合に戻しますと、
上図のように対角線(対冲)に
あるものが干合します。
甲と己、乙と庚、丙と辛、
丁と壬、戊と癸が
干合します。
木と土、木と金、火と金、
火と水、土と水に
なっていますので、
陽干と陰干の組み合わせで
剋する形になっています。
けれども、合とみるわけです。
最初に説明した通りです。
そして、
干合すると変化します。
五行が変化します。
甲（木）と己（土）ならば、
土行に変化します。
乙（木）と庚（金）ならば、
金行に変化します。
丙（火）と辛（金）ならば、
水行に変化します。
丁（火）と壬（水）ならば、
木行に変化します。
戊（土）と癸（水）ならば、
火行に変化します。
なぜ、この干合をスゴイ
と云うのかというと、
干合して五行変化した際、
片方の干の五行と同じ五行に
変化するだけでなく、
両方の干の五行とは、
まったく違う五行に
変化する場合が
あるからです。
また、
暦の年・月・日・時には、
それぞれ干支が
ついています。
それから、
決まった法則によって
１０年毎に干支が変わる
大運というものも
あります。
このように、
いろいろなものが絡んで、
干合が起こるからです。
※ 干支とは、
十干と十二支(子、丑、
寅、卯、辰、巳、午、未、
申、酉、戌、亥)の
組み合わさったものです。
十干が１０個、
十二支が１２個あるので、
二つの最小公倍数の６０個
干支があります。
六十干支です。
例えば、
今日 平成３０年
(西暦２０１８年)
11月２９日であれば、
戊戌年 癸亥月 乙丑日に
なります。
当然、
あなたの生まれ日にも、
干支は付いています。
めぐりくる(暦などの)干支との
関係性で、
干合するしない、
変化するしないによって、
人生に影響していくのです。
どういうことかと
云いますと、
するしないということが、
自分を扶けるように
働けば人生が好転しますし、
自分を抑えるように
働けば人生が暗転する
からです。
特に、
生まれ日の干支が
偏っていますと、
干合の影響は
非常に受けやすいです。
極端な話だと、
順風満帆な人生が、
ある時から
いきなり奈落に底に
落ちされるとか、
おとなしかった奴が、
急に積極的に活動する
ようになる等。
それから、
十二支の関係性が
干にも影響します。
自分は、
干支が偏っていますので、
干合のすごさ・こわさを
肌で感じます。
たまらん。 
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