こんばんは 吉村龍泉です。
いつもブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
この 円 〇 を見て
あなたは、どう感じますか
これは、個人的な感想ですが、
人間の心を表しているように、
人間の度量・器を表している
ように見えます。
実はこれ、
禅における書画のひとつで、
円相(えんそう) ・
一円相(いちえんそう)と
謂って、
○ 円を一筆で描いたもの
なのです。
この円相の賛(添え書き)には、
よく「無欠無余」
(欠けることなく余ることなし)とか、
「無始無終」
(始めもなく終わりもなし)とか、
「円如太虚」
(円きこと太虚=宇宙の如し)と
いった文句が
書かれることが多いです。
禅宗の世界では、
円相は悟り、真如、仏性や宇宙を
象徴的に表したものであると
されていますが、
その解釈は見る方に
任せているそうです。
円を宇宙 天と
みているわけですが、
では、地 大地は
どう表すのでしょうか
それは、方 四角 □ です。
天は円 ○、地は方 □ なのです。
天円地方なのです。
これは、
天は円く、地は四角であると
いう古代中国の宇宙観でも
あります。
地(地球)の外には、
宇宙が広がる。
このことを
形に表現したものが
あります。
それは、
古銭です。
銭がこの形になったのは、
世間に広がるように、
流通するようにと
願いを込めたのだと
思います。
また、
その逆の形もあります。
宇宙の無限さや力(働き)を
縮小した閉じ込めたもの
円形の天盤と方形の地盤とを
組み合わせた(方形の中に
円形があるかたち)ものを
天地盤 式盤と云います。
古く占いに
使われていた道具です。
式盤は、
風水で使用される
羅盤の原型ではないかと
云われています。
(羅盤)
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