こんばんは 吉村龍泉です。
いつもブログをお読みいただき
ありがとうございます。
『易とは何か』と
質問されて
一言で答えるのは、
至難の業です。
唯、なるべく分かりやすく
表現すると、
易は二つの顔を持っています。
それは、占いと思想や哲学、
あるいは、占いと学問であると、
しかし、
「易は占いであり、
人生の哲学である」と言えば、
一番理解しやすいかも知れません。
また、
ある占いにも詳しい大学教授が、
「易は、人生の転換期に
決断を求めらえた時、
行動指針を求めて占うもの」
とも言っています。
それから、
易は時をテーマしている
ものなので、
「易は、デジタルである」と
言えます。
いきなり、
こんなことをいうと
「なに、何?」と
疑問の声が上がりそうですが、
易のしくみを考えてみると、
このことが理解できます。
易は陽(ー)と陰(- -)で出来ています。
有名な数学者のライプニッツ博士
(微分積分は彼が考え出した理論)が
易のしくみに注目し、
その二進法(陽を1、陰を0とした
もの)を分析した結果、
その数理論に驚いているのです。
易の二進法、つまり
デジタルの原点は、
今日のコンピューターの原理に
使われているのです。
中国の古代人は、三千年も前から
世の中の事象、森羅万象を
デジタルで表現していたのです。
例えば、
夫婦や安泰という事象を
『地天泰』と名付け、
上図のように、
デジタル表示して
表現しています。
この卦は、3つの陽と3つの陰で
成り立っているので、
三陰三陽卦と呼ばれる。
色恋、恋愛・結婚
男女の結びつきを表す卦で
あります。
余談ですが、
人相にも三陰三陽はあります。
左右の目の周りです。
目の周りが、
白くまたはピンク色し、
艶がある場合は、
その人は、恋をしています。
易の話に戻しますと、
易には、
64のモデル(六十四卦)があり、
結婚、争い(戦争)、跡継ぎ決定、
法則や倫理、病気や失せ物、
宰相選び、政策決定、治水土木、
祭礼、国家平定等々に至るまで、
六十四卦に象られて
表現されています。
パソコンも易の卦で表すことが
できます。
一つの卦に6つのデジタル信号が
組み込まれているので(陰か陽で
設定されている)、それが全部、
陽は陰に、陰は陽に変化するのが
可能なので、384のパターンと
なるのです。
かなり多くの事象が表現できる
わけです。
こうなると、
「易は、もともと占いであり
思想であるが、学問であり
実学であるだけでなく、
コンピュータ-の生みの親であり、
デジタル社会申し子で
あります。」と
いうことになります。
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