秋の味覚と言えば、
何を思い出します。
ある所で統計を
とったところ、
6位~10位が、
10位 りんご
9位 ぶどう
8位 がぼちゃ
7位 きのこ
6位 梨
で、
5位 柿
4位 松茸
3位 さんま
2位 さつまいも
1位 栗
だそうです。
どうですか
ご自分が
想像していたものが
ありましたか。
では今日は、
1位と2位にまつわるお話
栗 とさつまいも
のお話
をしたいと思います。
江戸時代宝永の頃(1704年~1711年)
京都に焼き芋屋 さんが
登場しました。
その焼き芋屋 さんには、
『八里半』の文字が。
当時、さつまいもは、
蒸し芋で食べるのが
主流でした。しかし、
焼いたさつまいもが、
栗の味に似ていたことから
『栗(九里)にはやや及ばないが』
という洒落で『八里半』と
名付けたそうです。
その後、寛政の頃(1789年~1801年)
京都から江戸へ焼き芋 が伝わり、
京都と同じように焼き芋屋さんは、
『八里半』の看板を出していた
そうですが、江戸は小石川の
焼き芋屋さんが、『十三里』と
名付けたところ 『栗(九里)より
(四里)うまい十三里』という
洒落が江戸っ子にウケて
評価を呼び、大ヒット商品に
なったそうです。
それから、
『さつまいも = 十三里』と
なったようです。
また、当時美味しい
さつまいもの産地の川越が、
江戸から十三里(約52km)の
ところにあるため、『十三里』と
呼ばれるようになったという説も
あります。
他に、正岡子規が、
学生時代の寄宿舎での出来事を
記録したもののなかに、
牛肉 は十四里なり
これは、
鶏(十里)より(四里)うまい
からということ。
また、
二十里というべきもなり
これは、
しし(四×四)の十六里より(四里)
うまきなり
等々、学生仲間で会話した
バカ話も書かれています。
日本人は、
洒落も好きですね。
○ 個人鑑定
イ.対面鑑定
ロ.メール鑑定