こんばんは 吉村龍泉です。
今日、散歩先の公園で、春告草を見ました。
すごく綺麗でした。
春告草とは、梅の別名です。
梅はバラ科に属します。
桜もバラ科です。
どちらもバラ科の植物ですよ。
どうみてもバラには見えませんけどね。
でも花びらは、梅も桜も
何となく似てませんか。
梅は、
バラ科 サクラ亜科 サクラ属 スモモ亜属で、
あんずやすももと同属です。
だから、梅は実が食べれるわけですね。
一方、桜は、
バラ科 サクラ亜科 サクラ属 サクラ亜属です。
(知識:桃もアーモンドもバラ科です。)
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ャなよなよ風次第
山吹や浮気で 色ばっかり
しょんがいな・・・
江戸端唄(えどはうた)の一節です。
これは、花柳界の芸妓さんを
暗示した歌ですが、
易學の中興の祖される新井白蛾先生の
『白蛾草』の中にも、「梅間の柳」と題して、
春色 梅に従ふ初。
梅開きて 春気工(たくみ)なり。
煙に非(あら)ず 亦(ま)た雨に非ず。
新柳 微風に動く。
天明二年(1782年)壬寅の年
白蛾 六十ハ歳の時の作で、
梅と柳を読んだ歌があります。