こんばんは 吉村龍泉です。

 

昨日使ったファブリーズを探したが、

 

見つからない。

 

『こんな時は、だ。』と思い、

 

サイコロを振ってみました(香合の中で)。

 

出た卦は、

 

澤水困 二爻変 でした。

 

 

卦が出た瞬間

 

『これは、簡単には見つかりにくいぞ!』と

 

思いました。

 

二爻の爻辞を読んでも

 

「積極的に動いても(探しても)

 

なかなか見つからない。

 

人事を尽くして天命を待つみたいな。

 

そのうち出てきますよ。」という感じです。

 

簡単に云いますとね。

 

でも、何度も普段置いてある

 

ウォークインクローゼットの中を

 

探しましたし、

 

家の他の場所も探してみましたが、

 

見つかりません。

 

諦めかけてもう一度、

 

ウォークインクローゼットの中を

 

探したら、見つかりました。

 

ファブリーズが出てきました。

 

 

でも、これではダメなんですよね。

 

出て来ないのであれば、

 

出て来ないでそれでよいのですが、

 

その日のうちにと云うか、

 

小一時間ですぐに見つかるのであれば、

 

何処にあるのかを云い当てないと

 

意味がありません。

 

 

ですから、この場合は、爻辞

 

辞(ことば)は捨てて、

 

象(かたち) 卦の象を見ます。

 

 

澤水困 二爻変で、変爻すると、

 

澤地萃に変わりますので、

 

 

まず、家の中にあることは確かで、

 

澤とは兌の卦ですから、

 

兌は、穴とか溝とか堀とか云う意味が

 

あるので、隙間にあるのではないかと

 

考えます。

 

(兌は九星で云うと、七赤金星です。)

 

水とは坎の卦ですから、

 

坎は、水とか穴とか裏とか暗いとか

 

云う意味があるので、暗い所で、

 

裏で見えない所ではないかと考える。

 

(坎は九星で云うと、一白水星です。)

 

また、変爻で、坎が坤に水から地に

 

変わるので、床にあるのでないかと

 

推測します。

 

 

結論としては、

 

ウォークインクローゼットの中に

 

置いてある収納ケースと

 

収納ケースの間にありました。

 

しかも、ケースが前後に置いてあって、

 

その間にあったため、

 

最初すぐに見つかり難かったようです。

 

 

易の卦の象(かたち)から考える場合に、

 

どう考えるかと云いますと、

 

易は下から上へ、初爻(しょこう)・

 

二爻(じこうまたはにこう)・

 

三爻(さんこう)・四爻(しこうまたは

 

よんこう)・五爻(ごこう)・

 

上爻(じょうこう)となっています。

 

━  ━ 上爻
━  ━ 五爻
━  ━ 四爻
━━━ 三爻
━━━ 二爻
━━━ 初爻

 

例えば、易の卦を箪笥と見た場合に、

 

初爻が変化したら、箪笥の一番下の

 

引く出しに失せ物があるとか、

 

上爻が変化したら、箪笥の一番上に

 

あるとか考えるのです。

 

時と場合によって臨機応変に

 

変爻に位置で、考えていくわけです。

 

そしてもう一つこんな考え方も、

 

初爻~三爻までの塊を内卦(ないか)とし、

 

四爻~上爻までの塊を外卦(がいか)と

 

します。

 

 

内卦に変爻があれば、家の内に

 

あるとみて、外卦に変爻があれば、

 

家の外にあるとみるのです。

 

だから、今回内卦が動いたから

 

家にあるのは確かだと先ほど云ったのです。

 

後は、易と云うか八卦(乾・兌・離・震

 

・巽・坎・艮・坤 :けん・だ・り・しん

 

・そん・かん・ごん・こん)の象意を

 

どれだけ知っているか、ひねり出せるか、

 

ですかね。

 

 

まあ、易の卦を得た時に、

 

いかに柔軟な思考(読み)が

 

できるかなのでしょうね。

 

九星だってもとは易からですものね。