こんにちは 吉村龍泉です。

 

どんな世界にも

 

選ばれしものはいる。

 

天才 いや 秀才 いや

 

それ以上の(神様から)

 

選ばれたものと思える人がいる。

 

選ばれしものに共通するものが、

 

一言で云うと、

 

知っている だ。

 

 

あなたの周りのもいなかっただろうか?

 

思いのほか、

 

憶えるのが早い奴。

 

吸収するのが早い奴。

 

「はじめてだ。」と云いながら、

 

まるで以前からやっていた、

 

知っていたかのように出来る奴。

 

 

こんな(昔)話がある。

 

国宝級の立派な仏像を

 

幾つも残している人がいた。

 

その人は、もの凄い速さで彫る人であった。

 

彫るのにまったく迷いがなく、

 

まるで頭の中のイメージで

 

手が追いつかないと言わんばかりの

 

スピードで彫っていったという。

 

彼に訊いたものがいる。

 

『どうしてそんなに早く彫れるのか?』と。

 

彼は答えた。

 

『別に造っているわけではない。

ただ、木の中に埋まっている仏様を

掘り出しているだけだ。』と。

 

 

自分がいる世界(仕事)にも

 

選ばれしもの、天才、秀才はいる。

 

自分は羨ましさがないと云えば嘘になるが、

 

恐ろしさ、怖さをおぼえる。

 

それは、

 

知識の違い、豊富さだ。

 

(自分のいる世界は、

新しく生み出されるものはなく、

すべて過去に出来たもの。

より多く知っているほど、

応用が利く。)

 

物事における行間をよむ鋭さ。

 

 

それが、 読みの深浅  をよび、

 

勘の働きの有無 をおこす。