こんばんは 吉村龍泉 です。
‘ふるう’ 「ふるえる」 について
今日はちょっと考えてみたいと思います。
実は、草木の新芽が発芽する時は、
必ず微震を連続して(小刻みにふるえながら)
伸び太くなっていくのです。
蝉や蝶、その他の昆虫類が
化生(かせい:形を変えて生まれること)する時も、
必ず微震を続けながら、殻を脱いで姿を現す完成するのです。
私たち人間も母体(母胎)から産み出される時は、
振動に力みが伴って出生するのです。
これは例外もあるかもしれなせんが、
純粋・純正なる男と女が、はじめて接触する時は、
ふるえが止まらないようです。
このように、萬物が発生し化生し出生し又は接触する時は、
必ず、ふるう (震う) のです。
震といえば、占い(易)では東をあらわし、
太陽が昇ってくる、姿を現す方位で、
物事のはじまりを表します。
だから、
何か物事がうまれるときは、必ず震える のです。
そういうときは、心も躍ることもあるわけですね。