こんばんは 吉村龍泉 です。
手相は手を観て判断するものですが、
人相はどうでしょう。
まずどこを観ると思います。
前にも少しお話ししたかもしれませんが、
顔に判断できる部位が集まっておりますので、
顔を観て判断します。
しかし、人相には、歩行の仕方や座り方など
人間のあらゆる仕草・動きによっても判断するのです。
その中で、今回は歩き方、座り方について
ちょっとお話したいと思います。
それでは、まず歩き方から、
人相の古典にこんな言葉があります。
『オヨソ、偏体、揺頭、蛇行、雀鼠、腰折、項歪ハ好(よ)カラズ』と。
体を曲げたり〔体をクネクネさせて〕(偏体)、
首をふったり〔キョロキョロする〕(揺頭:ようとう)、
蛇のようにジグザクに歩く(蛇行)のは、よくないです。
また、雀や鼠のようにチョコチョコ歩いたり、
ピョンピョンはねるように歩く(雀鼠:じゃくそ)のもいけません。
腰が折れたり〔体調も悪くないのに前かがみ〕(腰折:ようせつ)、
項(うなじ)〔首すじ〕がゆがんでいる(項歪:こうわい)のは、
※ 項歪は、肩こりなどが原因の場合もあります。
もちろんダメです。
このような走行は、わるい相です。
では、よい歩き方とは、
心を穏やかに前を向いてゆたりと歩くことです。
※ 女性は、目線をまっすぐより多少を下げて歩かれるとよいですね。
つぎに、座相についてですが、
よい座り方とは、ゆったりと泰然として座り、膝などを動かさないことです。
一方、わるい座相とは、座ってもお尻が落ち着かず、よく動くことや
貧乏ゆすりをすること。それから、膝を広げ過ぎることです。
※ 女性は、両膝を揃えて(つぼめて)おくのがベストです。
また、座って足を組む方がおりますが、
人相上では、心の落ち着きがない方とも取れます。
そもそも足を組んで楽と感じる方は、
身体に歪みがあるということなので要注意ですね。
また、日本話し方センターの創業者の江川ひろしさんが、
云われていたことですが、講演や講義を聴く際に、
聴講する側が足を組みという行為は、
講演者や講義をされる先生を侮辱しているのと同じなので、
絶対しないようにと仰っていました。
それから、電車の中で、座って足を組む行為も
その前に立たれる方や他の方に不快な思いをさせる場合が
ありますので、ご注意ください(悪い因縁をつくらないようにね)。
あなたも、よい歩き方・座り方を心掛けて、
心穏やかにして運気を上げていきましょう!
まずは、形姿から。
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