こんばんは 吉村龍泉です。
陽: 天、剛、明、貴、温、上、男、大
陰: 地、柔、暗、賤、寒、下、女、小
上記のように、よく本に陰陽を配した例として
載っていることがあります。
しかし、陽の欄のものが必ず陽で、陰の欄のものが必ず陰と
いうものではありません。
よく、大極決まれば、陰陽が決まると云いますが、
どういう軸でそのものを見るのか、
どの視点でそのものを切るのかによって、
陰にも陽にもなるということなのです。
例えば、お母さんと幼稚園児の息子の場合で考えてみましょう。
男女の軸で見ますと、息子が陽で母が陰になります。
しかし、この場合大小の軸でも云えますが、年長は陽、年少は陰ですから、
この軸で見ますと、お母さんが陽で幼稚園児の息子は陰になります。
軸の切り方で、陰にも陽にもなるのです。
陰陽とはこのようにものなのです。
何軸でみるかを決めれば、陰陽は自ずと決まる。
つまり、どういう軸でみるのかが重要なのです。
決して、男が貴くて、女が賤しいわけではありません。
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