こんばんは 吉村龍泉です。
世の中には、美しく見える形とか馴染みやすい形とかがあります。
それは、必ず一定の基準で作られています。
その基準を黄金比(率)とか白銀比(率)とか云います。
黄金比とは、1:1.618の比率のことを云い、
この比率で作ると見た目が非常に美しいものが出来ます。
例えば、ミロのヴィーナスやパリの凱旋門や
身近なものでは名刺やコミック本などです。
それから、白銀比は、1:1.414の比率で、大和比とも呼ばれ、
日本では古来から使われていました。
ですから、この比率で出来たものは日本人にとっては、
美しいだけではなく、とても親しみ深いものなのです。
例えば、法隆寺の五重塔や歴史の教科書などに載っている
きれいな碁盤の目のように出来た都市 平安京や多くの仏像・
彫刻の顔とか全身や日常よく使うノート・用紙のサイズ
A版、B版や日本の多くのアニメキャラクター
(ドラえもん・アンパンマン・キティちゃん等)などです。
オリンピックのメダルではないですが、金があって銀があったら、
銅はないのか?と思われる方もいるかもしれませんね。
あります。 青銅比と云うのがあります。
青銅比は、1:3.303の比率で、ごく一般的に使われている
ものではなく、貴金属に使用されるものです。
このような比率と云うものは、人間の身体にもあります。
存在します。
次回はそのことについてお話します。