赤みの強い人の為のアッシュカラー | Torte(トルテ)吉村拓也のBlog(旧:〜2014.12)

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枚方市駅すぐの美容室『Torte(トルテ)』オーナー吉村拓也のブログです。

こんにちは、よしむーです!



専門的な記事も書いていこうと思います!



今日は赤みの強い人のアッシュカラーについて、、、



美容室で「アッシュ」はよく耳にするし、オーダーされる方も多いかと思います。



でもアッシュって一体なんなんでしょね?



アッシュって聞いたらどんな色を想像しますか?



色でゆうアッシュは直訳すると「灰色」「グレー」です。








でもこの色をそのまま髪に載せるとなかなかアッシュにはなりません。



髪のもともとの色素に負けちゃうのです。



ブリーチで脱色して白に近いベースなら綺麗なシルバーアッシュになります。



まあ大多数の方はブリーチできないのでここではブリーチをしない前提で、、、



日本人の髪黄色強い黒髪ですが、特にこの赤味が強い人(以下 赤メラニン)がなかなかアッシュになりにくい、、、



美容室で染めてもらっても赤メラニンの人はアッシュがでにくく満足感が低いのは、アッシュあるあるです。



しかも赤メラニンの人は明るくなってくると今度は赤と黄色の混ざったオレンジ味が強くなってきます



ヘアカタ見てもアッシュ系カラーのモデルさんの髪は赤みが弱くて黄色みが強い人が多いです。



やっぱりもともと赤が少ない方がアッシュはなりやすいです(*_*)



でも赤みが強く色素が濃いからアッシュを狙うメリットがあります。質感コントロールカラーというのですが、それは後で書きますね。



じゃあそんな赤メラニンさんが満足いくアッシュヘアにするにはどうすればいいのか?



ぼくのやってる方法の一例です。



まず1番ガンコな赤を消すために





反対色緑(マット)を必ず混ぜます。



反対色で打ち消し合わすのです!



赤が強い日本人には必須カラーです。



さらに



オレンジも消さなければアッシュにはなりません





オレンジの反対色はです。



その青と先ほどの緑を配合した





青緑





グレーをミックスして初めてアッシュになります。



なので赤みのもともと強い人のアッシュはこれらを混ぜて作ると良いとゆうわけです!



赤み強いのにカラー材表記にだまされて青だけ入れる美容師さん、けっこう多いです。



「アッシュ」とだけ書かれてたらだいたい青だけアッシュなので。



さらに言うと理想は赤~オレンジ~黄色の比率を計算し、明るさとの割合で青・緑・グレーの調合を加減します。



例えば赤が強いほど緑の割合を増やします。



そうすると赤が強い人でも、、、



IMG_7122.JPG




綺麗なアッシュがでます!



そして赤メラニンさんは髪が太い、堅いことが多いです。



でも赤とオレンジを打ち消したことで柔らかさ、軽さが出ます!



色の持つ効果ですね!



これを質感コントロールカラーと呼んでいます。



ただアッシュはツヤが出にくくなるので最近ではこれにプラチナを混ぜてアッシュなのにツヤもプラス!みたいなこともよくやります。



おすすめの配合



青緑+グレー+プラチナ=プラチナアッシュ



です。



補足ですが、黒(暗めのブラウン)から一気に淡いアッシュに持っていきたいならブリーチしないまでもダブルカラー(2度染め)がより効果的です。






とゆうわけでカラーはカラーの事がよく解ってるあなたの髪質をよく解ってる美容師さんに担当してもらいましょう(`_´)ゞ