2ヶ月ほど前から、ちまちまと刺し子をしている。
母が存命の時に、はじめて刺し子というものに出会った。
母は刺し子をとても気に入ってくれ、楽しそうに刺していた事を思い出す。
刺し子は「無」になれる。
前日のブログに書いたように、
乳がん術後のホルモン治療のレトロゾールは、心が下降する。
(人によるのかもしれないが)
なんとなく漠然とした不安に苛まれ、やる気の低迷がある。
そういう状況で、刺し子はちょうどいいリハビリとなっている。
母の認知症のリハビリとして刺し子を選んだが、まさか自分がリハビリとして刺し子をする日が来るとは。。
さて、たくさんの刺し子をしてきたが、だんだんとコツが分かってきた。
それは、、ふきんの四辺を最初に縫わないこと。
四辺が開いていると、針糸が自由に下をくぐり抜けられるので、とても縫いやすい。
最初に縫うのはしつけも兼ねて、クロスに縫い込んでいくとシワも寄らずにきれいに縫っていける。
丁度よい頃合いを見計らって四辺を縫うのだが、
丁度よい頃合いは、縫っているうちに分かってくる。