世界の「超悪の國」
独裁支配
人権無視や人権弾圧
軍事力で脅す國。
紛争が起きている。
日本も「平和ボケ」から
目を覚まそう
世界で只今「戦争中の国」
1位 エルサルバドル
当局は、国内で起きる犯罪の多くが数千人のギャングのメンバーによるものだと言う。
Rebecca Blackwell/Associated Press
エルサルバドルでは、2017年だけで4000件近い殺人事件が起きた。当局は、大半の犯罪はマラ・サルバトルチャ(MS-13)やバリオ18といったギャングによる暴力の結果だと言う。
エルサルバドルで上昇する殺人発生率は、数千人の国民をアメリカへ向かわせている。
2位 ベネズエラ
【危険度】
●スリア州、タチラ州、ボリバル州の一部地域(州北東部の「アルコ・ミネロ」鉱業地帯及びブラジルとの国境地帯)、アプレ州の一部地域(コロンビアとの国境地帯)及びアマゾナス州の一部地域(コロンビアとの国境地帯及びブラジルとの国境地帯)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
首都カラカスで治安部隊と衝突したデモ隊。治安部隊は催涙弾を放った。
Ariana Cubillos/Associated Press
ベネズエラは、失業と人身売買に苦しみ続けている。テロ組織、民族解放軍(ELN)の拠点にもなっている。
3位 ナイジェリア
ドイツ人考古学者の誘拐現場を見張る警備員(2017年2月)。
Lekan Oyekanmi/Associated Press
ナイジェリアでは、ボコ・ハラムとISISが存在感が持ち続けている。石油資源があるにもかかわらず、人口の3分の2近くが極度の貧困状態にある。
4位 イエメン
Khaled Abdulla/Reuters
イエメンは数年に及ぶ内戦の真っただ中にある。この内戦は、イエメンの中央政府を支援するサウジアラビアと、フーシ派を支援するイランとの代理戦争と見られている。
アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)やISISも、イエメンで存在感がある。まだ見つかっていない地雷原がいくつもあり、食料不足が悪化する中、国民の半数以上が貧困に苦しんでいる。
5位 ホンジュラス
Esteban Felix/Associated Press
マラ・サルバトルチャ(MS-13)やバリオ18につながるギャングによる暴力、脅し、強制によって、ホンジュラスでは20万人近くが住む場所を失っている。
ホンジュラスは世界で最も殺人発生率が高い国の1つだ。
6位 グアテマラ
2017年、サン・フアン・サカテペケスで誘拐・殺害された10歳と11歳の男の子、2人の棺を運ぶ家族たち。
John Moore/Getty
こうした犯罪が、暴力から逃れたいと願う家族をアメリカへと向かわせている。
7位 フィリピン
Bullit Marquez/Associated Press
アメリカは、フィリピンでISIS、ジェマ・イスラミア、新人民軍、アブ・サヤフの4つのテロ組織を認定している。
CIAによると、50万人近くのフィリピン国民が住む場所を失っている。
2016年に就任して以来、フィリピンのドゥテルテ大統領は麻薬撲滅戦争を進めていて、しばしば裁判なしに麻薬の密売や使用の疑いがある人々を殺害している。
8位 コロンビア
2015年、メデジン近くの農場の遺体遺棄現場を調べる捜査員。当時、当局は2人の女性と2人の子どもの遺体が見つかったと述べ、容疑者は少なくとも20人を殺害したと自供した。
Luis Benavides/Associated Press
CIAによると、コロンビアの人口の3分の1近くが最低ラインの貧困生活を送っている。
アメリカは、コロンビアで活動するテロリスト集団として、民族解放軍(ELN)とコロンビア革命軍(FARC)の2つの組織を認定している。
コロンビアは世界最大のコカイン生産国で、アメリカにとって2番目に大きなヘロイン供給国だ。
9位 南アフリカ
首都プレトリアにある国会議事堂の外で、偽物の銃を構える経済的解放の闘士の支持者。
Brent Stirton/Getty
南アフリカでは長きにわたり、政府の腐敗が続いている。
10位 ジャマイカ
首都キングストンの警察署が押収した銃(2009年撮影)。
Ricardo Arduengo/Associated Press
USA Todayによると、アメリカ国務省は旅行者に対し、ジャマイカで蔓延する性的暴行に気を付けるよう呼びかけている。
南アフリカでは長きにわたり、政府の腐敗が続いている。