今日の素心塾長SNS講話(NO93号)
「葉隠の生き方」とは
「艱難辛苦を喜ぶ」ことで
「胆識」を会得する事
何か困難な事が起きても動じない
「不動心」を平素から養うこと。
葉隠に生きるためには
「困難にぶち当たれば大いに喜ぶこと」
人間だから、学校でも職場でも人生でも
困難が無い人などいない。
では困難な出来事が起きたら
どう対処するか
どのように思い返しができるかで
その人の「人物の高さ」がわかる。
苦悩に打ち勝つ免疫力である
何でもかんでもその都度
悩み苦しむようではいけない
とにかくなるようになるのが人生である
過去は怨まず
未来はまだ何が起きるかわからない
だから
今を明るく楽しく前向きに
生きるのが一番いい。
「葉隠聞書」
大難大変に逢うても動転せぬといふは
まだしきりなり。
大変に逢うては歓喜踊躍して
勇み進むべきなり。
一関越えたる所なり。
「水増されば船高し」
というが如し。
<訳>
大変な困難なことに遭遇しても
気を転倒させないというぐらいでは
まだまだ未熟者である。
むしろ、その大変困難な出来事を
大いに喜び、勇んで断固として
突き進むようでなければならない。
これはいうならば、一つの段階を超えて
「吹っ切れた」ところである。
「水がどんどん増してきたら
舟が高くなるようなものである。
人間も困難にぶっかれば大きく成長するようなものである。