「自然の塵」
人間は、自然から生まれ自然にかえる
言ってみたら
自然の塵だ その塵として舞えばいい
イキるな!、力むな!欲張るな!
塵なるがゆえの重さを自覚して
そんなに偉くない、そんなに賢くもない
神ながら たまきはへませ
神ながら たまきはへませ
荒(あら)みたま・和(にぎ)みたま
幸(さき)みたま・奇(くし)みたまの
輝きがたたえられ給ひて
その宇宙を貫く直日(なおひ)が
ひとしをいただかれますように祈り奉る。
よって
神直(かみなほひ)
大直(おおなおひ)
見直し・聞き直されて
天土(あめつち)鎮まりまして
おのもおのも
神ながらたまきはへませと
宣(の)る。
穏(おだ)しに、穏やかにと
神のまにまに
御魂(みたま)の殖(ふゆ)を蒙(かがふらせ)ませと
こひのみまつります。
(一霊 四魂)