クラブツーリズムのみなさん「こんにちは」
今日は、クラブツーリズムの兒玉さんが
関東方面のお客さんを連れてこられた。
桜はもう少し早い
だから、宮司は
満開の桜を見た時のような感動を与えて
「ああ・・桜は早かったが吉野に来れて良かった」と
思っていただくように
あれこれとお話をしました
なぜ吉野の花見に旅行できたのか?
それは、お客さんのみなさんが健康だから、バスにゆられて埼玉や群馬や静岡から来れたのです」
「もしも入院していたり、家の中に心配事だらけだったら・・は何に吉野には来れないのです」
・・・・考えてみてください
「お金など沢山持っていてもあの世には持っていけません」
だから生きていることを確かめるために
吉野の桜を毎年見に来られるのです
「ああ・・今年もなんとか生きていた・・色々な事があったがとりあえず今年も生きて吉野に来れた」
みなさんの人生は幸せです・・「吉野のこの素晴らしい桜を一生に一度も見ることができないで死んでいく人もいるのです」
「吉野の桜は若返りの桜です」
「今年はまだ・・・つぼみの桜でしたが来年は満開に出くわすのです」
吉野の桜は祈るための桜です
喜びを与え
勇気を与え
若さを与えてくれるのです
歴史はロマンです
この義経や静御前が寝泊りをして過ごした
吉水書院
後醍醐天皇の皇居だったこの場所に
どうか
感動してください
秀吉とねねさんが5000人もの家来と花見をした
この場所
悠久の歴史を超えて自分がその舞台に立つ喜び
昨日の雨の後の霧の中に
美しいセピア色の桜がいままさに咲く日を待っています。
満開だけが花は盛りではないのです
今から咲く
花の膨らみに
生きる喜びの
青春があるのです