思わず・・「笑い転げそうになったお話」

思わず・・「笑い転げそうになったお話」

桜の名所の吉野山は

桜・さくら・サクラで春は

全国から人・ひと・ヒトが訪れる

宮司は、次々に並んで待たれる朱印を

「真剣に気を入れながら」筆を進めていた

宮司も巫女も「緊張の連続」の

その時だ、

「お守り」を選んでいた女性の「携帯電話が鳴った

着信音に・・・宮司も巫女も飛び上がった　！

「お前の仲間から電話だぞ！」

「おまえのなかまから　でんわだぞ！」

「オマエノ　ナカマカラ　デンワダゾ！」

と三度聞こえてきた

女性は・・アッセ・・めっちゃ慌てて

バックから携帯を取り出し

恥ずかしそうに

人混みから離れた

電話が終わると

又女性は戻ってきた

あたりの空気が和んでいた

大声で笑いたい衝動にかられた

宮司は巫女に聞いた

宮司「あの待ち受け音は、何だ？」

巫女「・・・・ピースですよ」と笑った

宮司「グリンピースかい？」

巫女「違いますよ・・・ワンピースですよ」

宮司「あのスカートみたいなのか？」

巫女「ワンピースというマンガのセリフですよ」

確かに毎日すごい人ごみの中で、

笑いが少ない中に

一抹の清涼剤であった

その日の夜の食卓では

「お前の仲間から電話ダゾ！」が

話題の中心になった。

笑が・・・大切だと思う

笑が健康の元だから

できるだけ

笑って生きていこう

宮司もワンピースのボイス

待ち受け音にしようかな

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