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『今は青葉がちなるぞ、かへすがへすも口惜しき。さはいへど奥有る花は盛りと見ゆる・・(本居宣長・・菅笠日記)』


吉野山桜情報(19号)

4月15日(木)


吉野は桜が散り、『新緑』の季節に入りました。

天気 曇り時々小雨

気温 3度~6度(寒い・・・ブルブル・・ぶる

風力  無 風

下千本・中千本葉桜・・上千本が葉桜で、奥の千本も散りはじめました


み吉野の 花は日数もかぎりなし

  青葉の奥もなほ盛りにて 

   (本居 宣長・・・・菅笠日記より)

吉野山 霞の奥は 知らねども

   見ゆる限りは 櫻なりけり

(八田 知紀(はったとものり))


歌書よりも軍書に悲し 吉野山

(東花坊・・・芭蕉十哲の一人)



「吉野山 梢の花を見し日より 心は身にも添はずなりにき」(西行)

「おもひやる 心や花に ゆかざらむ 霞こめたる み吉野の山」(西行)

吉野山は、さくらと・・・哀史と修験の山です。

吉野のさくらはさくらの一本づつを見るのでなく山桜に咲き誇る山全体の絶景を見て声を上げて感動するのが・・・吉野の花見の通です。

古来吉野山は・・「天下随一の桜の名所」です。

だから、吉水神社境内の「一目千本」からの景色が


◎『21世紀に残したい日本の風景』・・「花の部門」第一位になったのです。


桜の花びらが風に舞いながら・・・天空に舞い上がり・・谷にひらひらと落ちたと思うと・・・また谷から吹き上げる風で・・・舞い昇ってくるのもわれを忘れて感動し・・・吉野の山に大きな歓声が上がります。

日本人が何故桜が好きなのか?・・・おそらく潔(いさぎ)よさなのでしょうね



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