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天変地異が続く
皆既日食の年は災害が多いと言われていたが、ここ連続大雨で死者が出て被害が大きい
＜九州豪雨＞死者５人に…３万５０００世帯に避難勧告・指示
7月25日9時43分配信 毎日新聞
土砂崩れに民家２棟が巻き込まれ、死傷者が出た現場＝福岡県福智町弁城で２００９年７月２５日午前９時１３分、本社ヘリから田中雅之撮影
記録的な豪雨に襲われた九州北部は２５日朝まで雨が降り続き、福岡、長崎両県で２４日の降り始めからの雨量が３００ミリを超えた。福岡県福智町の土砂崩れでは、巻き込まれた民家２軒から５人が助け出されたが、うち１人が死亡。同県飯塚市でも側溝に流された男性が遺体で発見され、この豪雨での死者は５人となった。また北九州市で女性１人、同県篠栗町で女性２人が行方不明。福岡県を中心に佐賀、長崎３県で３万５０００世帯に避難勧告・指示が出た。
２４日午後９時４０分ごろ、福智町弁城で土砂崩れが発生、永末英信さん（７３）方と永野直人さん（８２）方の民家２軒、住人計５人が巻き込まれた。４人は助け出されたが、約５時間後に見つかった永末さんは死亡が確認された。飯塚市では２４日夜、福岡県嘉麻市の西鉄バス筑豊社長、柴田政範さん（６０）が側溝に流され、遺体で発見された。また同県前原市で軽乗用車に乗ったまま用水路に流され死亡したとみられる女性は、県警前原署の調べで同市内の店員、岩本幸恵さん（５４）と判明した。
各県などによると２５日午前１０時現在、避難勧告・指示は少なくとも福岡県３万２６５０世帯５万１４２３人▽佐賀県１６００人▽長崎県２７１２世帯。住宅被害も福岡県を中心に３県で損壊１２件、床上・床下浸水１０８７件に上った。福岡管区気象台によると、降り始めから２５日午前９時までの降水量は、飯塚市３３９ミリ▽篠栗町３２７．５ミリ－－といずれも観測史上最大となっている
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