Timberland トレッキングブーツ

サイズ 10M(ミディアム)=28cm

アッパー 100%本革、ハンドメイド 

ソール  Vibram社製

インナー スマートウール

 

10年ほど前に近所のイオンに入っている靴屋さんで

売っているのを見かけて購入した記憶があります。

確か、サイズが合えばお買い得!という事で

アウトレットのセール品で棚に並んでいました。

 

新品未使用で7000円くらいだったと思うので、

定価云々は関係なく、その後10年ガシガシ使っても

まだ履ける事を考えるとだいぶお値打ちな一足

だと思います。

 

ただ、最初は大事に大事に履いていたと思うのですが、

気が付くとトレッキングではなく家仕事全般の

ワークブーツとしてかなりの頻度で使うようになりました。

 

庭仕事や草刈り、DIYといった

整地から始まり庭先の物置小屋やウッドフェンスを作ったり、

水回りや様々な箇所の塗装や補修といった外仕事を

雨の時も風の時も一緒に乗り越えた相棒とも言えます。

 

その分ダメージも多く見られ、

特につま先部分には草刈機で削れた傷や

塗装事にペイントが垂れてついてしまった跡があります。

 

今までブラッシングとたまにクリームを塗るくらいしか

お手入れをしてこなかったので、

この度丸洗いを行う事にしてみました。

 

 

 

 

先ずは靴紐を外して軽くブラッシングをします。

だいぶ汚いですね。

しかもヨレヨレです。

 

ただ、これが私の足にパーフェクトフィットなんですよね。

時々、自分の足の動きに合わせて靴が動いているんじゃないか

と思うくらいどんな場面でもどんな体勢でも

あらゆる角度で足にフィットします。

 

この辺のフィット感がどう変わるかも気になるところ。

 

 

 

 

 

 

100均で買ってきましたOXY WASH。

100円で買えたのは120gで、

漂白、消臭、除菌、色柄物も安心。とあります。

 

ですが、革製品には使えませんと思いっきり裏面の説明に

書いてありますので、

 

今回私が行う革製ブーツの丸洗い方法についてはみなさま

非推奨です。

あらかじめご了承下さい。

 

 

 

 

染み抜きするの場合の比率として

お湯1Lに対してoxy wash 8gと書いてありますので、

今回、丸々一袋120gを15Lのお湯に溶かしています。

お湯は60℃です。

溶かすとシュワシュワと泡が出てきますね。

 

 

 

 

ここにどっぷりと沈めてやります。

もちろんインナーソールもまとめて洗っちゃいます。

 

 

 

 

10分後、こうなります。

予想の斜め上をいく真っ黒さ。

 

おーい、これ見て!

思わず奥さんを呼んでしまうくらい汚れが浮き出てきます。

びっくりしたのと、何となく嬉しいのと、

あまり経験しない気持ちに浸れるという効果もあるようです。

 

お湯自体はそこまで熱い訳では無いですが、

弱アルカリ性のため素手で触ると若干のダメージを受けます。

私の場合、ささくれが出来てそこから血が滲んできたので、

使う際に皆様はご注意ください。

 

 

 

 

亀の子たわしでゴッシゴシ洗ってやります。

するとペロンと何かが剥けてきました。

全面にこびり付いてた汚れ的何かだと思われます。

洗えてる感が半端ないですね。

 

 

 

 

全体的に1トーン明るくなった気がします。

表面も均一で、インナーのウールも明かに綺麗になってきました。

 

 

 

 

うーん、いいんですけど。

かなりいいんですけどね〜。

ここまできたらもう一声欲しい。

 

あと、つま先の斑点は以前に塗料がついてしまった跡で、

これは消えないようです。

革に染みてしまっていたキシラデコール塗料は

綺麗に消えました。

 

 

 

 

という事で2回戦。

一晩浸ける事にします。