910g 超低出生体重児
手のひら二つにすっぽりおさまる大きさ。
ちいさい体でお腹の中にしがみついて2ヶ月近くしがみついていてくれた。
普通羊水がない状態では、
すぐに感染してしまったり、
陣痛が来てしまってこんなにもお腹の中にいてくれることはないんだよね。と、看護師さんが教えてくれた。

本当に生まれてきてくれてありがとう❤️





夫がNICUで小児科の先生からの説明から戻ってきた。




赤ちゃんはお腹の中で、羊水がない状態で過ごしていただめ、肺が成長していなく特に右の肺は潰れた状態で生まれてきたとのこと。
肺を助けるための治療として、



窒素の治療。

人工呼吸器の酸素濃度100%。

点滴が8種類。

輸血。

ひとまずは今日1日を超えられるかという状況だと説明を受けた。
そしてそこを乗り越えて、少しずつこの治療の濃度や点滴の量を減らしていけると前進していく。


これらの治療はとても強いものであり、内臓や脳にも影響が出るということも。

この時は助けて欲しいという思い一心で、そんな言葉や現実は何も考えていなかった。


ここから私達家族の長い長い入院生活が始まることになる。

私はそんなにもひどいとは想像もせず、初めて対面した小さい小さい我が子に感動。
可愛くて愛おしくて仕方なかった。
生まれてくるまでは可愛いと思えるのか心配だった。
でもこれが母性というものなんだな💕

この子のために、どんどん張りが強くなる胸を自分の手で搾乳する。
少しでも赤ちゃんのためにできることをと搾乳を頑張った。


生まれてくるまで女の子だと疑いもしていなかったので、女の子の名前を決めていた。

男の子の名前は一つも考えていなかったので、1日でも1時間でも1分でも早く名前をつけて呼んであげたくて、そこから夫と人生の中で一番集中した時間ではないかと思うくらい、真剣に話し合った。

母には字画をチェックしてもらい、決まった。


ここまで十分すぎるくらい頑張ってくれた我が子にここからは、良いことしかないそんな人生になって欲しいと願いを込めてつけた。

このブログでは、あっつとニックネームで呼ぶことにしよう。