おつきあいを始めた年下の拓さん、毎日マメに電話はくれるし毎週いろんな所へデートしました。
お誕生日に指輪もプレゼントしてくれて、こんなにも好きでいてくれていいのかなと思う程でした。
今まで自分から好きになり追いかけることが多かったので、最初は追いかけてもらうことに戸惑いがありました。
温度差ないかなと心配になったりもしました。
でも、優しく一途に思ってくれる拓さんにどんどん惹かれていきました。
拓さんとの初キスは、近所の川へ蛍を見に行った橋の上で。
初めての時に経験したかった理想的でキュンキュンするキスでした。
ただ、私たち最後まで結ばれるのには時間がかかりました。
付き合っているのだし、自然な流れでいつでもいいと私は思っていました。
家族が留守の自宅でいい雰囲気になったことも何度かありました。でもなぜかいつも途中で止めるのです。
奥手なのか?
私に魅力がないのか?
致すこと自体苦手なのか?
もどかしい気持ちはありましたが、彼をたててもう少し様子をみることにしました。
彼は自分の中である決意をしていたようです。