生い立ち#31 カラオケデビュー
帰ってからすぐ母に言いました。
「Mちゃんたちがカラオケ行こうって
誘ってくれたんやけど…行ってもいい？」
「え、一人で？」
「うん」
「ママついて行かなくても大丈夫？」
「うん、Mちゃんたちとだけで行きたい」
「わかった。ちょっと心配だけど、
もう中学生だもんね（笑）
夜ご飯までには帰ってくるんだよ」
「やったぁー！！！！」
意外とすんなり許可してくれた母（笑）
そしてその週末に初めて
友達とだけでの遊びデビューを果たしました！
Mちゃんたちがわたしの家に迎えに来てくれて、
なんばのジャンカラに行きました。
2時間歌って、そのあとプリクラを撮りました。
ジュースを入れてきてくれたり、
お金を出すとき手伝ってくれたり、
上着を着せてくれたり、
何でも手伝ってくれました。
無事に帰ってきたわたしを見て母が、
「無事に帰ってきてくれてよかった。
Mちゃんたちに感謝だね。
これからは普通に遊びに行ってきていいからね」
と言ってくれました。
どこへ行くにも母と一緒だったわたしが、
初めて母から離れて友達とだけで遊びに行った日。
きっと母もすごく心配だったと思いますが、
勇気を出して、わたしを送り出してくれました。
無事に帰れたことで、
母自身も安心したんだと思います。
その日以来、とても気軽に友達と遊びに行けるようになりました！（笑）
つづく
私が音楽好きになったのも、
このときに行ったカラオケがきっかけでした
当時MちゃんがYUIをたくさん歌ってくれたんですね。
それでYUIが好きになって、
そこから大塚愛ちゃんとか、
当時流行ってたドラマの主題歌とか覚えるようになって、
「よっちゃん歌うまい！」って褒められて
どんどんカラオケ好きになりました（笑）
私にとってカラオケは、
自由になれてから一番最初に行ったところなので、
特別なところです。
そして自分の得意な「歌」を褒められたことも
一生忘れないだろうなぁ
ではでは
またね〜
