生い立ち#30 友達とだけで。
初めての中間テストが終わり、
その頃にはクラスは「いつメン」グループが出来上がっていました。
わたしはというと、放送部の仲間が「いつメン」でした。
Mちゃん、Aちゃん、Rちゃんがいつも一緒にいてくれました。
Mちゃんはクラスでは大人しい方でしたが、
わたしたちといるときは、すごく明るい子で
お姉さんタイプでした。
わたしのこともすごく気にしてくれて、
勉強も得意だったので
よくノートを見せてくれたり勉強を教えてくれました。
すごく真面目な子でした。
AちゃんやRちゃんはビジュアル系が好きな子でした。
Mちゃんとは小学校も一緒で、3人ともすごく仲がよかったです。
AちゃんやRちゃんがふざけてると
Mちゃんがつっこんだり叱ったりして、
それを見てわたしは笑う、みたいな関係のわたしたちでした。
ある日Rちゃんが言いました。
「みんなでカラオケ行かへん！？」
わたしは今まで一度も友達とだけで遊びに行ったことがありませんでした。
「うちお母さんに聞いてみな分からんかも…」
「うちらがお母さんに頼んでみよか！？」
「何でも手伝うし、行こうよ！」
その気持ちがすごく嬉しかったし、
友達とだけでカラオケとか、
行けるなら行きたいなぁと思って
その日帰ってからすぐ母に言いました。
母の答えとは？
つづく
今までは友達と遊ぶことすらなかったので、
遊びに誘ってもらえたことが本当に嬉しかったです。
家族ぐるみで遊びに行ったことはあっても、
友達とだけで遊ぶことは一度もなかったので。
お使いとか、
一人で出かけることも一切ありませんでした。
次回、母は何て答えたのでしょう？？笑
お楽しみに！w
ではでは
またね〜
