生い立ち#9 初恋&大ゲンカ 

 

 

 

周りのお友達ともすぐに馴染み、

気づけばわたしはたくさんのお友達に囲まれていました。

 

そんな中、朝一番にわたしを迎えにきてくれるのは同じクラスのMくんでした。

 

「よっちゃんおはよう!!!」

 

そう言ってMくんはわたしの母からわたしの荷物を奪い取り、

空いてる方の手で、わたしと手を繋いでくれました。

 

「ゆっくりでいいよ!!!」

「あぶないからこけないようにね」

 

とっても優しくリードしてくれて、

誰よりもわたしのことを見てくれていたMくん。

(写真の後ろにいる赤い服の子がMくんです)

 

 

常にわたしと一緒にいてくれて、

当時のわたしにとってヒーローでもあり、

思えば初恋の人でした(笑)

 

 

そしてもう一人覚えているのはIちゃんです。

 

Iちゃんはとても活発な女の子で

いつもお友達の中心にいるような子でした。

 

 

Iちゃんともよく一緒に遊びましたが、

同時によく喧嘩もしました。

 

基本的にはIちゃんが強いので、いつも負けていましたが、

ある日ままごとをしようとしたときのこと。

 

「だれが おかあさんやく やるー?」

 

「はーい!よっちゃんやりたいー!」

 

「え、Iちゃんもやりたい!!!」

 

 

見事にIちゃんと被りました(笑)

 

その結果、わたしとIちゃんはどっちがお母さん役をするかで言い合いになり、

口が達者なIちゃんに負けてばっかりだったので

悔しくて思わず手が出てしまったわたし。

 

でも腕が短いからIちゃんには届かず(笑)

それでもIちゃんはわたしが叩こうとしたことに気づいて

やり返してきました。

お互いにやり合ったところで先生が止めに入りました。

 

 

「せんせいー!!!よっちゃんがたたいた!!!」

 

「たたいてない!!!!」(届いてないからw)

 

「たたこうとしたやん!!!」

 

「だってーーーー!!!(ここで泣き出す)」

 

 

 

正直、お母さん役が本当にしたかったかというと、

そこまでなかった気がします。

 

ただ、きっと何かライバル心を燃やしていたのか?

 

今となっては記憶は曖昧ですが、

きっと負けたくなかったんだろうと思います。

 

 

結局どっちがお母さん役を勝ち取ったかは覚えていませんが、

先生は平等に叱ってくれました。

 

わたしも怒られたし、

Iちゃんも怒られていました。

 

N保育所は、わたしを特別扱いなどせず、

周りのお友達と同じように叱ってくれたし褒めてくれました。

 

 

ここが私のインクルーシブ教育に興味をもつルーツかもしれません。

 

 

 

さて。

次からはいよいよ波瀾万丈だった小学生時代が始まります。

 

地元の小学校か?

それとも支援学校か?

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

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ありがとうございました!

Mくん、Iちゃん元気かなw

 

初恋は綺麗なまま終わるって本当やなって思います(笑)

 

私にとってMくんのイメージは

あのときの無邪気なMくんしかありませんw

 

次からは小学生時代になります!!

 

 

またね〜バイバイニコニコ