生い立ち#2 病名
「娘さんの病名は、【捻曲性骨異形成症】だと思います」
ねんきょくせいこついけいせいしょう。
わたしの病名が明らかになりました。
当時の主治医はいろんな海外の論文を片っ端から調べてくれました。
まず当時のわたしにはいくつか特徴がありました。
一つは口蓋裂。口の中、わたしの場合は上顎に大きな穴が開いていたそう。
これによりミルクが上手く飲めませんでした。
母は当時「ちゃらり〜鼻から牛乳♪」と笑っていたそうですが、
口から飲んだミルクがほとんど鼻に流れて、鼻水と一緒にミルクが出ていました。
もう一つは内反足。内側に足が曲がっていました。
そして右耳の奇形もありました。最初は血が中で溜まり、それが膨らみを帯びているだけで
柔らかかったらしいですが、徐々に硬くなり、
最終的には柔道やレスリングをする人のような耳の形になりました。
諸々の特徴を見て、同じような症例の患者を論文で確認し、
この病名にたどり着いたとのことでした。
フィンランドに多く確認されているようですが、
日本には専門的な医者はいないし、患者数も当時はほぼゼロでした。
つづく
今日は病名を診断されたときのことでした!
当然覚えていないので全て昔母から聞いたものです。笑
ありがとうございました!
またね〜