先日衝動買いした
ブレンデルのシューベルト全曲CDを聴く日々。
ブレンデル・・・引退しちゃったんだよなぁ~![]()
もうライヴで聴けないと思うととてもとても残念ですぅぅ。
ずっと心に残っている演奏。
1997年にベルリンのフィルハーモニー大ホールで聴いた
シューベルトの最後のソナタ2曲のしぶーいリサイタル。
大きなホールは満席で、ブレンデルの紡ぎだす一音一音に
観客はどんどんと引き込まれ、緊張し、集中した。
会場全体がシューベルトの世界へと深く深く誘われていく・・・
つばを飲み込む音さえもはばかられるほどに はりつめた空気
何千人もの人が今のこの瞬間の音を心にきざみ、
次の瞬間の音を心待ちにする。
2楽章、3楽章、4楽章・・・
曲を楽しみ、次の音が待ち遠しいにもかかわらず、
この音楽が、この時間が終わってしまうのがとても惜しく残念で
ず~っと終わらないで欲しいと思ってしまった。
最後の音の余韻まで観客全員がしっかりと心にしみ込ませた後
ヴラボー
ヴラボー
の大声援&大拍手![]()
アンコールは・・・なかったかな??
それでも5回くらいは舞台に出てきて挨拶するブレンデル。
私はすばらしすぎて涙がでてしまった
みんな帰りたくなかったんだろうね・・・
いくらカーテンコールに出てきて挨拶をくりかえしても
一向に拍手は収まらず、しまいには舞台のライトが消された。
しぶしぶ帰り支度をし、席を立つけれど、でも、やっぱり興奮はおさまらない・・・
ブレンデルに感謝の拍手を贈りたい![]()
みんなそう思っていたようで、どこからともなく、また
足踏みが始まり、拍手が加わり、大声援になる
あわてて(?)舞台のライトが点き、最後の最後、もう一度だけ
ブレンデルが出てきてくれた
幸せな一夜だった
もうあのような演奏には一生めぐりあわないかもしれない・・・
それくらい特別なリサイタルになった。
きっとあの日、あの会場にいた人たちみんなにとって
そしてブレンデルにとっても、きっと思い出に残る最高の演奏だったと思う。
そんなことを思い出しながら大切に聴いている。
ブレンデルありがとう
お疲れ様でした![]()