先日

朝の早い時間に


ドンッッッ‼︎‼︎‼︎


…と大きな音が。。



ねぼけまなこで音のした方を見ると
大きく動く影が見えたので

夫が
何かにぶつかったか
コケたんだな…と思いましたが

かなり大きな音だったので
心配になりリビングへ行った私。



何ごともなかったかのように
ソファに座っていた夫(呆然中⁈)

『何か大きな音がしたけど…⁇
 コケた⁇』と聞くと




『…ふらついて倒れた。』と。




いつもなら大爆笑するところですが

前の晩に
視界の端がキラキラすると言っていたので
一瞬
これはヤバいやつでは⁇と心配になりました。



夫が言うには

『目が覚めて
 急にベッドから起き上がったから
 立ちくらんでしまった。』と。



本人も大丈夫と言うので
しばらく様子を見ようと思いましたが


一連の流れを聞いていた娘が

『病院行かないの⁈
 そんなこと言ってるから
 手遅れとかになるんだよ。』

…とキツイ言い方ながらも
心配(?)してくれました。



あれから数日経ちますが
しばらく
頬や手首や腰が痛いと言っていましたが
元気に仕事をしている夫。

大事に至らず良かったです。。





この時だけではなく
娘は普段から
なかなかキツイ物言いをします。

そのせいで
度々家族をイラつかせ
喧嘩になることもありますが


言い合いをすることすら出来なかった頃を思うと
憎たらしい気持ちよりも
『今日も元気だわ。笑』という
気持ちにすらなります。
(もちろんならない時もあります。笑)






拒食で入院していた頃の娘は
私しか見ていなかった時期がありました。


夫のことも

弟のことも

まだ小さかった末っ子ちゃんのことも


まるでそこにいないかのようでした。



初めは
構って欲しくて
娘の周りに来ていた末っ子ちゃんも
次第に近づくことすらしなくなるほど
家族に対しては“無”だった娘。


どう接して良いのか分からないながらも
なるべく普段通りを心掛けてくれた
夫や弟には感謝です。




少しずつ体重を増やしていくうちに

娘は
私以外の家族の話が聞けるようになってきました。



しばらくは自分中心な物言いで
相手のことを考えた言動はほとんど無く

その頃の我が家は
娘がパニックにならないように
娘中心に動かざるを得ない状況でした。




スムーズな会話になるまでは
時間がかかりましたが


“無”だった娘は


相槌を打てるようになり

拒否反応をするようになり

家族の言動に
泣いたり
怒ったりするようになりました。




しばらくは
家族以外の人と
“普通”に会話するということが
難しかった時期もありましたが


今の娘からは
そんな面影はありません。


厳しさ(キツさ)は健在ながらも
私達家族のことを心配したり
気を遣ってくれる優しさも見せてくれます。





外では
積極的に
自分から話しかけたりするわけではないですが

高校・大学と
新しい友達も出来て

メインのバイト(接客業)も
1年続けることが出来ました。



相変わらず
空気を読み過ぎて
自分軸で生きることが出来ずにいる娘ですが

家の中では
思っていることをかなり
口に出せているのではないかと思います。



絶対に
そうであって欲しい…






拒食時に本当に怖いと思った“無”の症状。


“普通”に会話をする事が
簡単なことではないことを思い知らされました。



だからこそ

これからも
今まで以上に
娘とたくさん話をしようと思っています。






⁂ 20周年 ⁂



結婚記念日に

花束とケーキを買ってきてくれた夫♡


花束にはメッセージカードも‼︎


色々ありましたけど

アッという間の20年でしたね〜


これからもよろしくです♪





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このブログを元に摂食障害との闘いが漫画化されています‼︎


専門の病院での本格的な闘病の様子が描かれています。


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